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たぁと話せなくなったんは１時間前
急に痛みが強くなって先生に見てもらうと、赤ちゃんの体が少し大きくて、だから骨盤の辺りを無理して通ってるって言われた
だから、陣痛が来る度に下半身がちぎれそうになる痛みが襲ってきて。
それなのに、まだまだ生まれるには時間があって。
亮「んっ……ふぅ〜……あー！………痛いっ……痛いっ……」
大「ｻｽｻｽ)痛いなぁ。頑張ろうな。」
力を入れたい
さっきから頭の中はこれだけで。
なんか、力入れれば楽になれそうな気がして。
亮「んっ…んんっ……！…んー！……」
大「亮ちゃん息んだらあかんよ。赤ちゃん苦しくなるからな」
亮「無理っ………んんっ……んーー！……」
我慢できなくなって結構強く息むと、水が出てくる間隔があって。
スーって足のところを通ってる気がした。
あ、ヤバいかも
直感でそう思った。
亮「た、たぁ……」
大「ん？どうした？」
亮「なんか出たっ……」
大「なんか出た？え？ちび？出てきてるの？」
亮「ﾌﾙﾌﾙ)ちゃうっ…………みずっ……」
大「水？あ、破水？破水したん？」
亮「分からんっ………」
大「すぐ先生呼ぶからな？力入れたらアカンで！」
そしたらすぐ先生が来てくれて。
仰向けになって、内診されれば破水って言われて。
意識朦朧としながらも、あと少しやって思えた。
大「亮ちゃん、分娩室行けるって。俺に捕まってええからさ。立てる？」
亮「んっ…しょっ……」
大「ん、そうそう。ゆっくりでええからね。亮ちゃんのペースで。」
破水したら楽になるって思ってんけどそれは違って。
歩く度に赤ちゃんが降りてきてるのが分かって。
このまま、生まれそうや………
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作者名：しょーゆぽんず | 作成日時：2020年5月10日 13時
