【ヒロアカ】竜胆【ホークス】 (ページ4)

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ep.4 ページ4

翌日＿＿＿＿＿＿＿＿

鷹見は朝早く起きた。

もちろん仕事で早いのもあるが、

それよりももっと早く起きたのだ。

現在午前3時30分。

少し眠いと思うが、ある人のことを考えているとその眠気も飛ぶ。

「...Aさん、いつ起きるんだろ」

鷹見は、朝早いであろう管理人であるAのことを考えていた。

昨日は何気なく、

なんで管理人やってるのか、

どんな事をしているのか、

など考えていたが、考え始めると止まらなくなっていた。

段々と、

朝は何時に起きるのだろうか

仕事以外には何をしているのだろうか

結婚はしているのだろうか

など、Aに関しての私生活のことを考え始めた。

だから今朝はそのひとつを"知る"ために早起きをした。

この後、仕事で事務所に行くからその服装で動きたかったが、それだと目立ちすぎるからジャージで。

まあどちらにせよ剛翼(コレ)があるから目立ちそう。

鷹見は身動きがとりやすい服装に着替え、静かに部屋から出た。

＿＿＿＿＿＿...

管理人室兼自宅であるAの部屋の付近まで来た。

現在午前4時過ぎ

鷹見は、さすがに寝てるか？と思いつつ、不自然にならないように部屋の前を通った。

すると、ほんの僅かだが音が聞こえた。

家事のをしている音だろうか。

玄関の灯りも見えるため、確実に起きているだろう。

その様子を知った鷹見は、

(こんな時間には起きてるとか、真面目な人だな

管理人ってこれが普通だったりするのかな？

どちらにせよ4時には起きてるんだ

早起きしてよかった)

と、心の中で今日の行いを良しとして、少しジョギングに行った。