今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:42,830 hit
小｜中｜大
ep.3 ページ3
鷹見は引越しで梱包されたままのダンボールを整理をしていた。
そして、作業をしながら先程の管理人室のことを考えていた。
「管理人さん、想像していたような人とは全然違かったな。
結構若いし、
それに、凄く...」
凄く、綺麗だった。
その容姿と声を思い出す。
「あーこれ、好きになったな。
好き、か.....
うん。好きだな。」
自分のことをヒーローとして見ているんじゃなくて、住人として見ている。
鷹見にとってそれが結構嬉しかったり。
きっと、心が綺麗な人なのだろう。
純粋で、
白くて、
穢れを知らなくて。
そんな自分は＿＿＿＿。
「管理人さん...いや、
＿＿＿Aさん。
貴女が好きです。
だから、
.
.
貴女の事、沢山知っていこうと思います」
自分以外誰もいない部屋で、
誰に言うわけでもなく、
独り言のように呟いた言葉。
それに色んな感情が込められていたことは、
言った本人にしか分からない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：飛べぬひじき | 作成日時：2020年2月18日 20時
