Colored Coffee (ページ6)

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客「ポットを注文したものですが。」

乃愛「ありがとうございます。ポット60名様分、アメリカン20杯でお間違いありませんか？」

客「はい、そうです。大量注文なのにお引き受けくださりありがとうございます。」

乃愛「いえいえ。お会計19630円でございます。お荷物かなり大きいのですが、大丈夫ですか？」

客「あ、連れが車にいるのでそいつらの膝に置きます。」

乃愛「そうなんですね(笑)よろしければお車まで一緒に運びますよ。」

客「お願いしてもいいですか？」

乃愛「はい。店長、ちょっと運ぶのお手伝いしてきます！」

店長「はーい！」

乃愛「二人でも一気に運ぶのは難しそうですね。」

客「一人で何往復もするよりはましですよ。何せ連れはめんどくさがって手伝ってくれませんから。」

乃愛「そうでしたか(笑)」

そういってたどり着いた車は真っ暗でスモークが張ってあるため中の様子はわからなかった。

でもなんだか異様な様子だった。

客「あ、警戒しないでやってください。」

乃愛「あ、いえ。」

客『おい、お前らこれ膝に乗っけろ。』

男1『あっやっと帰ってきた！』

男2『マネヒョン遅い。』

男3『俺も手伝いましょうか？』

男4『いや、お前はやめておけ。』

客『俺も同感だな。っていうか早くしてくれ。いくら店員とはいえ女性にこんな重たいものを持ってもらっているんだ。』

乃愛「ああ、いいんですよ、私先にとりに戻りますね。」

車の中の人たちは韓国語で話していた。
やっぱり近くの会場で行われるライブの関係者なのかな。

それにしても、あの顔どっかで見たことあるような、ないような。

思い出せない。