Colored Coffee (ページ41)

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ジョングク君と海音で過ごした時間はとても長く感じた。

JK『長くいすぎましたね。こんなに体が冷えてる。』

確かに、日もくれそうな時間帯になってきた。

JK『帰りましょう。』

そういって彼は涙の後をぬぐってくれた

乃愛『めぇ、ジョングク君。』

JK『はい？』

彼のクリっとした大きな目が私に向けられる

乃愛『呼んだら答えてくれる？』

JK『っ！』

乃愛『私が、あなたを求めたら、あなたは答えてくれる？』

彼の腕がゆっくりと私の背中に回る

大きな胸元に頭を預ける

JK『もちろんです。』

彼の落ち着いた声が私の心を穏やかにしてくれる。

乃愛『望みます。』

いつか、あなたとみる世界に

色があふれるように....

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1年後

JK『乃愛ー』

乃愛『おはよう。』

JK『なんで起きたとき隣にいないの。』

彼は私の方に顎を載せる

彼の腕は私の腰にぎゅっと回される

乃愛『ごめんね。』

JK『ん～。』

乃愛『ご機嫌斜めなの？』

JK『...』

乃愛『眠いの？まだ寝てれば？』

JK『ん～、それは嫌。』

乃愛『ふふ、そっか。』

JK『乃愛ってさ、』

耳元で彼の低い声が響く

乃愛『な、なによ。』

JK『最近よく笑うようになったね。』

乃愛『そりゃあ、ジョングクといたらどんな景色もカラフルに見えるからね。とっても楽しいし、幸せだよ。』

JK『.....』

乃愛『ジョングク？』

JK『キスしたい。』

乃愛『えっ？！なんｄ.....ん...』

JK『...俺も幸せだよ。』

そう微笑む彼を見て、あの時、

彼との未来を望んでよかったと心から思った。

これからも彼は私に色のある世界を見せてくれる...

Colored Coffee