にこいちマンネ② (ページ5)

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ソロ…

私はテンオッパの最高にかっこよくて美しいソロ曲を見てから、私もこんな表現をしたいとずっと憧れていた

「でも、私ができるのかな」

社長「ファンは君の謎めいた存在をもっと知りたいと思っている。だが、それは君にしかできないことだ。君が適任、というより、それを叶えられるのは君しかいないんだ。」

「…ええ、そう…ですね」

私は表現することが好きで、だから作曲も作詞もダンスも手がける。
でも、いつもメンバーの誰かと一緒でひとりで取り組んだことなんかない。

「オッパ、私…やってみたいけど、ひとりでやれるのか心配で…」

社長「やってみたいなら、やろうじゃないか。

それに君は今はひとりじゃない。」

社長は笑ってそう言った。

そうだ、今はひとりじゃない。メンバーであり、家族がいる。事務所の先輩は、本当のお兄ちゃんお姉ちゃんのように可愛がってくれた。社長だって、お父さんのようなものだ。

大丈夫、今の私には頼れる仲間がたくさんいる。

深く息を吸う

「…社長、ソロデビューさせてください。」