黙りやがれ公子様

胡桃。手紙を燃やせ ページ24

ふへへ、今日は杏仁豆腐を作ってたんだね。


あの少年にあげるのかな？


ずるいなぁ僕も食べたいや。


あ、今日はあの気持ち悪い男が来なかったね。


本当にあの男Aちゃんが嫌がってるの気付いてないんだね。


Aちゃんは可愛いんだからああいう男じゃなくて僕みたいな男にしないと。


明日君が何をするのかが楽しみだよ。


　 君の愛人より







『キモオタは1人でいいんだよクソが！！！！！！！！！！』


そう言って私は手紙を床に叩きつけた。


「Aって男運めっちゃ悪いねぇ！あははははは！！！」


「A、魈に杏仁豆腐を作ってあげてたのか？」


『鍾離さん絶対目つけるとこ違う。』













『取り敢えずこの手紙達をあのファデュイに見つからないようにしよう。』


私は椅子に座ってゲン◯ウポーズで胡桃と鍾離さんに言った。


「それは絶対。なんなら私焼くよ？」


『助かるマジで助かる』


「公子殿に見つかったら危ないな。手紙の奴が」


それが問題なのだ。


この前の、、あの事件。


タルタリヤさんがファデュイの女の子をやっちゃった事件


私はまだ許していない。




が、あの人はそんなのお構いなし。


多分この話をどこからか聞きつけた時点で手紙の男の命は無い。


ましてや私から言ったら相手の人がぐちゃぐちゃになってしまう。


『取り敢えずタルタリヤさんに見つかる前にこの手紙焼いてよ胡桃。』


「オッケー！じゃあその手紙ちょーだい」


胡桃に手を差し出されたのでその上に手紙を置いた。



















「誰に見つかる前に、だって？」


『イィヤァァァァァァァァァァァァァァァァ』

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