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ページ13

「Aちゃんが俺に抱き着いてね♡」


あぁ、その語尾のハートがなかったらなぁ…………




私はタルタリヤさんの動きに注意して抱き着こうとした


するとタルタリヤさんは急にぐいっと私の腕を引き、ぎゅっと強く抱き締めた


タルタリヤさんは今体育座りで足を開いている体制なので腕を引かれた私は必然的にその足の間に入ることになる


私がきちんと足の間に入ったことを確認したタルタリヤさんはその有り余る長い足でがっちり私の体をホールドした



「ふふ♡これで動けないね♡」


タルタリヤさんは腕でも私の体をホールドして本当に身動きを取れない状態にされてしまった


そこからはタルタリヤさんのやりたい放題だった





腰を撫でられるわくすぐられるわ、終いには首筋にキスまでされた


トーマさんに助けを求めたが素数を数えまくってて私の声など聞こえていなかった









それから私達は壁に作られたドアを開き、それぞれ帰っていった


イケメン2人は最後までバチバチだった

ーーーーーー


『…………ハッ!』



小鳥のさえずりが小さく聞こえてきて私は目を覚ました




『………夢?』


いや夢にしてはリアルすぎだった



う〜ん?と考えているとフワッと服からトーマさんの匂いとタルタリヤさんの匂いが漂ってきた






『………気のせい気のせい!』




そう!あれは!夢!夢なんだ!!と自分に言い聞かせるように過ごしていたら今1番会いたくない、タルタリヤさんが鍾離さんとお話ししているところを目撃した






最悪な事に鍾離さんが私に気付き、「お前もこっちに来ると良い」と手招きをされたので抗える訳がなく渋々鍾離さん達の方へと足を運んだ








『…………こんにちは』


「今日も可愛いねAちゃん♡」


『もう帰って良いですか???』


もう鍾離さんに手招きされてもタルタリヤさんがいる時は行かないようにしよう


鍾離さんに「すまないな」と謝られたがそんなしお……みたいな顔で謝られたら許すしかないでしょ!!!



鍾離さんに「仕事があるのでもう行きますね」と言ってから往生堂へと向かおう(逃げよう)とした時


タルタリヤさんに肩を掴まれて右耳からごくり、というタルタリヤさんの喉の音が聞こえた











「さっきは楽しかったね♡」









悪魔の囁きにしか聞こえなかった






あぁ…………夢じゃないのか……………






私はタルタリヤさんにキスされた首筋をするりと撫でた

作者→← ♦



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なす - まじで一生見てたいこの小説www (8月23日 19時) (レス) id: f137f47347 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんは、!!最近原神初めて夢小でやっぱり魈様とタルタルと鍾離様と散兵様は最強ってことがわかりました。フレ申大丈夫ですかね (2023年3月10日 22時) (レス) @page26 id: 61d5fbfc46 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - おさけさんに鍾離先生が当たることを祈っています… (2022年8月24日 6時) (レス) @page50 id: 9f18fae925 (このIDを非表示/違反報告)
三尺三寸仙人 - 高身長組やべぇ(特にタル)って思ってたらトーマが優しかったw (2022年8月22日 0時) (レス) id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
リーラ@9616(プロフ) - 今回も最高や…個人的にディルックの旦那もこの戦争に入ってきて欲しい感はあるけど来たら堕ちるもんなぁ(数名)タルタリさんの激重感情になぜ平静をたもっていられるんやぁ…(いいぞもっとやれ!!) (2022年8月22日 0時) (レス) id: 6934a0f5a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おさけ | 作成日時:2022年7月18日 23時

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