世界で一番、愛していました ��

強がりな私と君 ページ6

『貴方 side』




LM" デモ聞いたわよ。さすが、いい歌書くじゃない "

｢そう言ってもらえてよかった｣



この間出来上がった『Smile Flower』のデモをマネオッパとラミオンニに聞いてもらったんだけど、すごく気に入ってもらえてとりあえず一安心だ



ｺﾝｺﾝ



WZ " 、、俺 "


｢ジフナ？？ごめん、ジフナ来たから切るね！｣

LM" ジフンくん？了解〜"





私がベッドに寄りかかるとジフナも隣に腰を下ろした



｢どうしたの？｣


WZ｢いや別に｣


｢用無いのに来たの？ジフナはちゃんと寝なきゃダメだよ｣


WZ｢なぁ、俺が今何考えてるか分かる？｣


｢何よ急に｣


WZ｢俺はさ、お前が何考えてるのか分からないんだ。ずっと一緒にいんのにな、、｣




悔しそうに頭を搔くジフナ


私はジフナに心配かけてばっかで、


気を使わせてばっかりで


ジフナの見えない優しさに甘えすぎていたのかな



WZ｢勘違いすんなよ？自分のせいでとか思ってたらそれは違うからな。俺はすきでお前の隣にいるんだから｣


｢ジフナ、、｣



なんで欲しかった言葉をこんなにも簡単に言ってくれるんだろうか



ジフナは今までに一度だって私の手を離したことは無かった



そしてこれからも、きっと離してくれることは無いだろう




｢私ジフナがいなかったら今頃どうにかなっちゃってたかも｣


WZ｢大袈裟だな｣


｢それぐらい感謝してるってことだよ｣




強がりな私たちは上手く言葉にできなくて、


弱音を吐くことも


わかりやすく心配することもなかった


それでも気付いたらいつも隣にいて


今この瞬間も、隣であぐらをかくジフナはいつもと何の変りもないのに


私の中でどれだけジフナの存在が大きいのかが痛いほどわかった


ジフナがどれだけ私のことを大切にしてくれているのかも。


だからこそ





｢本当にありがとう｣




ジフナの肩に伸ばしかけた右腕を、左手で強く握りしめた

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