メッセージカード ページ37
『MG side』
ウォヌヒョンが最後に手にしたプレゼント
それは、あの日4人でウォヌヒョンへのプレゼントを買いに行った時に確かにAが買ったプレゼントだった
WN「Aから.....？！」
慌てた様子でラッピングを開けるウォヌヒョン
中から出てきたのは、最新のゲームソフト
悩んだ末に、服でもバッグでもアクセサリーでもない、ゲームソフトを選んだんだ
"この前、ウォヌオッパが欲しいって言ってたんだよね"
嬉しそうにそう話すAの笑顔は、今でも鮮明に覚えている
WZ「ゲームソフトくれるなんて、あいつらしいな」
WN「俺が欲しいって言ったの覚えててくれたのか.....」
VN「ヒョン、その白い紙は何ですか？」
WN「白い紙？」
ソフトを取りだし、空っぽになったはずのラッピングの中から小さな白い紙を取り出すウォヌヒョン
よく見ると "Happy Birthday" と書かれていて、誕生日用のメッセージカードみたいだ
WN「けどこれ、何も書いてないな.....」
DK「それならなんでメッセージカードが？」
MG「......あ、」
白紙のメッセージカードを見て思い出した
"ちょっと！見ないでよ！！"
TH "何書いてるの？"
"メッセージカードつけられるって言われたから、、"
JS "あ〜、だから書いてあげてるんだㅎ かわいいなㅎ"
"もう３人ともあっち行っててよ、、"
MG "分かった分かったごめんてㅎ"
JN｢元々何も書いてなかったのかな？｣
MG｢違う、消えたんだ｣
SG｢どういうことですか？｣
MG｢.....ありがとう｣
WN｢え？｣
MG｢"ウォヌオッパ、いつもありがとう" そう書いてありました。あの時そこだけ見えたんです.....｣
WN｢そっか......｣
JS｢A、そんなこと書いてくれてたんだね...｣
WN｢"ありがとう"って.....
俺の方が感謝しなきゃいけないのに、肝心なお前がここにいないでどうするんだよ.......っ｣
あの日、俺たち3人がプレゼントを持って帰った中Aだけ郵送にしてたんだ
今思い返してみると、ウォヌヒョンの誕生日になる頃にはもう既に自分はこの世界に居ないことを分かってて.....
あまりにも辛すぎるじゃないか
なあA、
俺たちはAの事を忘れてなんかいないよ
だけどきっと、Aは俺たちのことを忘れてどこかで生きているんだよね
今どこに居て、どんな姿で何をしているのか
君に今すぐ会いたい
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rr - コノシさん» まさかご返信頂けると思わず…ありがとうございます！いつまでも待てますので無理のないようお過ごしください！ (2021年7月17日 13時) (
レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
コノシ(プロフ) - rrさん» 前作からよんでくださっているなんて本当にありがとうございます（ ; ; ）今回の作品もまた更新が遅くなってしまってごめんなさい（ ; ; ）最終話までしばらくの間、首を長くして待っていただけると嬉しいです；； (2021年7月14日 22時) (レス) id: 8f50ae73cd (このIDを非表示/違反報告)
rr - 前作の「世界で一番、愛していました」で素敵な世界観に魅了されて、流れるようにこちらの作品も拝見致しました。期待を遥かに上回る本当に、本っ当に素敵なお話でした…。コノシさん・コノシさんが生み出す登場人物全てを陰ながら応援しています！ (2021年7月13日 22時) (レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノシ | 作成日時：2021年2月22日 14時
