君の言葉 ページ23
『DK side』
空っぽの机のたった一つの引き出しから取り出した小さなスケッチブック
ゆっくりと中を開くと
TH｢ドギョマ、それって....｣
DK｢Aの日記だ....｣
写真と一緒に記された日記は、女の子らしくカラフルで、どの写真にも僕たちが写っていた
眩しくて、懐かしくて、Aに会いたくて
だけど、あるページからしばらく黒いペンのみで書かれるようになった日記
何があったのかなんて、日記を読まなくてもすぐに分かった
DK｢見てくださいこれ...｣
HS｢あいつ、俺たちに何も言わないで1人でこんなに苦しんで......っ｣
いくら謝っても足りなかった
僕たちのために自分を犠牲にするなんて......
JH｢これ、俺たちがネックレスあげた日の....｣
JN｢よっぽど嬉しかったんだろうね。この日からまたカラフルになってる....｣
WZ｢ほんと分かりやすいやつだな....｣
そして次に目に止まったのが、僕たちのデビュー1周年の日の日記だった
DK｢......っ...｣
SC｢ドギョマ？｣
DK｢僕、涙我慢できないです.....っ｣
スケッチブックをスンチョリヒョンに渡して必死に涙を拭う
それなのに、拭っても拭っても涙が次から次へと溢れてくるんだ
SC｢"SEVENTEEN、デビュー1周年おめでとう。みんながアイドルだって知った日、本当に驚いたんだ。だけど、必死に努力するみんなの姿が私の目には輝いて見えてたんだよ"｣
VN｢ヌナ....｣
WN｢初めてあった頃が懐かしいな...｣
SC｢"私は恥ずかしがり屋だし、頑固だし、不器用だからずっと言えなかったことがあるんだ。それはね..."｣
" それはね、
みんなのことが大好きってことだよ。
直接言いたくても、いつも言えないからここに書くね。
本当はみんなのことが大好きだし、誰よりも愛してるんだ
ずっとそばにいて欲しいし、ずっとそばに居たいと思ってる。"
DN｢そんな....ずるいですよ.....っ！もう会えないのに.....！！｣
SG｢会いたいです....今すぐ会いたいです......っ｣
" 大嫌いだったはずのに、
今ではあなた達を失いたくない。
みんながいないと生きていけないんだと思う
いつからか、
貴方たちの幸せになりたいと思うようになったんだ"
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rr - コノシさん» まさかご返信頂けると思わず…ありがとうございます！いつまでも待てますので無理のないようお過ごしください！ (2021年7月17日 13時) (
レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
コノシ(プロフ) - rrさん» 前作からよんでくださっているなんて本当にありがとうございます（ ; ; ）今回の作品もまた更新が遅くなってしまってごめんなさい（ ; ; ）最終話までしばらくの間、首を長くして待っていただけると嬉しいです；； (2021年7月14日 22時) (レス) id: 8f50ae73cd (このIDを非表示/違反報告)
rr - 前作の「世界で一番、愛していました」で素敵な世界観に魅了されて、流れるようにこちらの作品も拝見致しました。期待を遥かに上回る本当に、本っ当に素敵なお話でした…。コノシさん・コノシさんが生み出す登場人物全てを陰ながら応援しています！ (2021年7月13日 22時) (レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノシ | 作成日時：2021年2月22日 14時
