君の全てが消えていく ページ22
『JH side』
ﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯﾌﾟｰｯ
電話が切れ、静かな部屋に音だけが響き渡る
JH｢おい....なんで.....っ｣
声だけでも聞きたくて、もう一度かけ直す
それなのに
"おかけになった電話番号は、現在使われておりません"
俺たちは絶対にAのことを忘れない
Aも絶対に俺達のことを忘れない
もう間に合わなくなってしまったのに、心の中では信じてしまうんだ
SG｢ヒョン....ヒョン....！！！！｣
DN｢どうしたんですかスングァニヒョン.....｣
スングァナが青ざめた顔で見つめるその先には、Aの部屋があって
HS｢まさか.....｣
JH｢嘘だ...そんなはずない....！｣
力の抜けきったスングァナを押しのけて部屋に入ると、
そこはもぬけの殻だった
俺の大好きな匂いを包んだベッドも、服でいっぱいだったタンスも、
何もかもがなくなっていた
だけどなぜか、たった一つ
机だけが残されていたんだ
MG｢これってAの机.....｣
WZ｢上に乗ってた物も全部消えてるな.....｣
DK｢引き出しの中も全部消えて..... ん？｣
机の引き出しを開けたドギョマが動きを止める
その手には、見たことの無い小さなスケッチブックが握られていた
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rr - コノシさん» まさかご返信頂けると思わず…ありがとうございます！いつまでも待てますので無理のないようお過ごしください！ (2021年7月17日 13時) (
レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
コノシ(プロフ) - rrさん» 前作からよんでくださっているなんて本当にありがとうございます（ ; ; ）今回の作品もまた更新が遅くなってしまってごめんなさい（ ; ; ）最終話までしばらくの間、首を長くして待っていただけると嬉しいです；； (2021年7月14日 22時) (レス) id: 8f50ae73cd (このIDを非表示/違反報告)
rr - 前作の「世界で一番、愛していました」で素敵な世界観に魅了されて、流れるようにこちらの作品も拝見致しました。期待を遥かに上回る本当に、本っ当に素敵なお話でした…。コノシさん・コノシさんが生み出す登場人物全てを陰ながら応援しています！ (2021年7月13日 22時) (レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノシ | 作成日時：2021年2月22日 14時
