再会 ページ17
『貴方 side』
｢ついた....｣
バスを降りて見渡せば懐かしく、見慣れた景色が広がっていた
歩き慣れた道を家に向かってゆっくりと進んでいく
家に近づくにつれて鼓動がどんどん早くなっていって、
本当にオンマはこの世界で生きているのか
もう一度会うなんていう夢みたいなことが叶うのか
｢.....っ！｣
しばらく歩くと目の前にポツンと建つ懐かしい一軒家
壁は汚れてるし、屋根だってボロボロで、庭には雑草だって生えてる
まさに私が暮らしていた家だった
ドアの前までたってノックしようとするけど、手の震えが止まらないんだ
生きてるなんて証拠はどこにもないし
仮に生きていたとしても、ちゃんと私の事が分かるのかな
今になって不安が押し寄せてくる
だけど
ｺﾝｺﾝｯ
全てを捨てて私はここに来たんだ
もうみんなには二度と合うことは出来ない
ここで戻るわけにはいかないんだよ
ｶﾞﾁｬｯ
ドアがゆっくりと開き、出てきた女の人と目が合う
途端に体の震えが大きくなり、鼓動もさっきよりずっと速くなった
｢オン.....マ.....っ｣
｢A.....？Aなの.......っ？｣
私は夢を見ているのかな
目の前に居るんだ
私の名前を呼んでくれるんだ
もう二度と会えないと思っていた、私の大切な家族が。
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rr - コノシさん» まさかご返信頂けると思わず…ありがとうございます！いつまでも待てますので無理のないようお過ごしください！ (2021年7月17日 13時) (
レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
コノシ(プロフ) - rrさん» 前作からよんでくださっているなんて本当にありがとうございます（ ; ; ）今回の作品もまた更新が遅くなってしまってごめんなさい（ ; ; ）最終話までしばらくの間、首を長くして待っていただけると嬉しいです；； (2021年7月14日 22時) (レス) id: 8f50ae73cd (このIDを非表示/違反報告)
rr - 前作の「世界で一番、愛していました」で素敵な世界観に魅了されて、流れるようにこちらの作品も拝見致しました。期待を遥かに上回る本当に、本っ当に素敵なお話でした…。コノシさん・コノシさんが生み出す登場人物全てを陰ながら応援しています！ (2021年7月13日 22時) (レス) id: 77d89d68cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コノシ | 作成日時：2021年2月22日 14時
