僕達を忘れてしまう君と⑥ (ページ6)

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入院ページ6

『MG side』

DN｢あ！マネヒョン帰ってきましたよ｣

チャニの言葉に車の外を見るとこちらに向かっているマネヒョンの姿

MG｢Aはどうでしたか...！？｣

｢入院することになった｣

WZ｢やっぱり....｣

｢心身ともにダメージが大きいからAの回復に合わせて、一週間くらいケアをしていくって｣

SC｢一週間か...｣

それは俺たちにとってあまりにも長くて

一週間もの間宿舎から、俺たちの生活からAが消えるなんて誰が耐えられるだろう

MG｢マネヒョン、明日の俺たちのスケジュールは？｣

｢明日は朝に雑誌の撮影があって、夜は歌番組の収録の予定だ｣

HS｢じゃあ明後日は？明明後日は？！｣

｢落ち着け。お前らが気にしてるのはAのお見舞いができないってことだよな？｣

JH｢...そうです｣

｢それならソラが毎日時間作って来てくれるって言ってたから。大丈夫だよ｣

WZ｢そうですか、分かりました....｣

ソラヌナがお見舞いに来てくれるらしいけど、どこか納得いっていない俺たちの雰囲気

それはそうだ

自分が直接お見舞いに行って、Aを見たいんだから

会いたいんだから

大切な人が傷ついてるって分かってるのに、俺たちは会いに行くことさえ叶わないんだ

俺は初めてこの職業を恨んでしまったかもしれない

｢だからとりあえず今日のところは宿舎に戻ろう。Aがいつ目が覚めるか分からないけど、その時は必ずお前らにも連絡してくれるはずだから。｣

SC｢分かりました、ありがとうございます｣

車を出し、どんどん病院が小さくなっていく

早くAの目が覚めますように

早くAが回復できますように

今はただそう願うしかなかった