僕達を忘れてしまう君と⑥ (ページ36)

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歌の練習ページ36

『WZ side』

WZ｢んー、、表情から作ってみてください。歌う時は表情も大事なんです、笑顔で笑顔で｣

JH "んー、分かった"

JH "～♪"

JH "なんかまだ違う気がするんだけど、、"

WZ｢だけどさっきより確実に良くなってますよ｣

JH "そうかな、、"

HS｢ジョンハニヒョン！｣

後ろにあるソファに座っていたスニョアが、レコーディング室にいるジョンハニヒョンに声をかける

HS｢ヒョン自信持ってください！上手にできてますよ、大丈夫です！｣

JH "おー、そう？"

HS｢ジョンハニヒョン、ファイティン！｣

JH "んー、コマウォスニョア～"

WZ｢Aは、、｣

同じく後ろのソファに座るAを振り返るけど

下唇を噛み締め、ジョンハニヒョンを見つめる潤った瞳

WZ｢A？｣

｢あ、ごめん｣

WZ｢大丈夫そう？｣

｢うん、大丈夫！｣

WZ｢ジョンハニヒョンに何かアドバイスでもと思ったんだけど、、ㅎ｣

｢私が？！！｣

WZ｢やめとくかㅎㅎ｣

HS｢いきなりだもんなㅎ｣

｢う、うんやめておく私素人だもん、、、ㅎ｣

WZ｢ごめんな急にㅎ｣

｢ううん大丈夫ㅎ あ、｣

WZ｢ん？｣

ハッとしたような顔をしてソファから飛び上がるA

｢ジョンハニオッパ！｣

JH "んー？"

｢ファイティンッ！！｣

とびっきりの笑顔にガッツポーズ付きのエールを送るA

JH "ふっ、、、ありがとな"

ジョンハニヒョンの顔から笑顔がこぼれる

そりゃそうなるよな

Aがいてくれること

Aがくれる言葉

その全てが俺たちにとってはエールなんだから