僕達を忘れてしまう君と⑥ (ページ33)

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叶えられないことがあってもページ33

『貴方 side』

MG｢A、今度は高くないところも行こうよ～｣

TH｢高くないところ？ㅎ｣

MG｢うん高くないところ！あ、旅行は？！｣

JS｢旅行？うわぁ、旅行もいいかもしれない｣

TH｢夜絶対寝れなさそうㅎㅎ｣

旅行か....

皆で何日かホテルに泊まって、色んな所を観光して、美味しいものを沢山食べて.....

行きたかったなぁ、旅行...

だけど、叶えられそうにないや.....

悔しくてたまらなかった

それでも...

ﾋﾟｺﾝｯ

｢ん？｣

HS "いつ帰ってくるの？大丈夫？"

SG "ミンギュヒョンとかはいいんでヌナだけ先に帰ってきてください"

JH "遅い"

MG｢は？！スングァナ？！｣

JS｢ほんと過保護だなあㅎ｣

JS "もう帰るよ【写真】"

VN "ソウルタワーですか？"

DK "前にAがソウルタワー行ってたのが懐かしいですね"

JN "Aだ～！かわいいね～"

WZ "A髪伸びたな"

｢は？！なんで勝手に写真送るの？！しかもいつ撮ったの？！｣

JS｢Aが見たいんだと思うから見せてあげたんだよㅎ まぁ写真じゃなくて僕は本物のAと一緒にいれてるけどね＾＾｣

TH｢シュアヒョン怖い、、、、、｣

SC "とりあえず全員早く帰っておいで"

DN "ヌナは僕が寝る前に帰ってこなきゃダメです"

WN "早く帰ってこなかったらAの部屋荒らすぞ"

"は？！やめてやめて分かった、早く帰るからやめてオッパ？！"

WN "冗談だよㅎ 気をつけて帰って来いよ"

｢あぁもう怖い、早く帰ろ、、、｣

JS｢そうだねㅎ｣

カトクのグループチャットで繰り広げられるやり取りに急かされて帰路に着く私たち

こうやって誰かが帰りを待ってくれている

帰る場所がある

それだけでもう十分なのかもしれないね