僕達を忘れてしまう君と⑥ (ページ15)

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離れる前にページ15

『貴方 side』

｢可愛い可愛いマンネライン～！｣

SG.DN｢｢ネ！！｣｣

VN｢どうしたんですか？ㅎ｣

｢私とゲームセンター行かない？？｣

SG｢え！行きたいです！もしかしてヌナもバトルゲームとかやる派ですか？？｣

｢やんない派だよ｣

VN｢この流れはやる派ですよヌナㅋㅋㅋ｣

DN｢じゃあなんで急にゲームセンターなんですか？？｣

｢んー、、特に理由はないけど、もう随分長いこと行ってないから久しぶりに行ってみたいなと思ってね｣

VN｢あー、なるほど｣

WN｢ちょっと待ったゲームセンター？｣

SG｢あーあ、ウォヌヒョン、、、｣

｢そう、ウォヌオッパも行く？？｣

WN｢もちろん行く｣

SC｢なあそれ俺も行っていいやつ？｣

SG｢なんでそうやってみんな！｣

｢うんいいよみんなで行こうㅎ｣

一声かけると、マンネ以外にも行きたいお兄ちゃん達がいたみたいでㅎ

結局私を含めた6人で行くことになった

いつか忘れてしまうなら、

忘れてしまう前に思い出を作りたかった

そう思う私はやっぱりわがままなのかな

これから何が起こるのかを知らないみんなの笑顔は、忘れることなんてないんじゃないかと錯覚してしまうくらい眩しかった

いつまでもこの温かく眩しい空間の中で過ごしていたかった

だけどもう、後戻りするつもりはない。

いつかまた何かあった時、

確実に私はみんなに迷惑をかけてしまうから

みんなの優しさに頼るのはもう辞めたんだ

これからは私ではない誰かに、CARATのみんなにその優しさを届けてほしい

残された短い時間、

みんなと過ごせるだけで私はもう幸せなんだ