影山飛雄くんの幼馴染。

幼馴染 ページ4

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夏休み
初めての東京での合宿
だが、俺と日向は馬鹿なため赤点の補習があり遅れていくことになった
話を聞くと補習が終わり次第田中さんのお姉さんが連れて行ってくれるらしい。

Aは今頃何をやってんだ
もしや、ＧＷで練習試合したトサカ主将にあんなコトやこんなコトを…そう思った途端、やる気スイッチが入り補習を早く終わらせようと頑張っている


＊


合宿場に着きバスから降りると何やら
田中が音駒の山本くんと張り合っている様子
山本くんは衝撃を受けたかのようにその場に立ち尽くしていた。

｢なにあれ。｣

｢いやーうちの山本ちょっとおかしいもんで…ってあれ？烏野マネのAチャンじゃん｣

｢あー…黒尾サンですよね？｣

｢おっ。覚えてくれたのか？それは嬉しいなぁ｣

にまにましながら私に話しかけてきたのは音駒高校バレー部主将の黒尾さん
私が苦手とする相手。ＧＷに苦い思い出があるにもかかわらずこの人は突っかかってくるのかよ。

｢あははーそんなトサカな髪型してれば嫌でも覚えてますって｣
｢ね！ツッキー?!!｣

｢僕に話振らないでくださいヨ｣
｢この人に構うと後々めんどくさそうなんで｣

｢あ、ごめん蛍くん。そうだよね…只でさえ髪型も可笑しくて顔なんて胡散臭い顔つきだから絡まれたらめんどくさいもんねっ…!｣

｢いやなにシリアス風に言ってるの？！内容としてはただの悪口だよね?!!｣

｢そうですよ。だからそうなる前に行きまショ？雅先輩｣

｢待て待て！何で俺がディスられてんの?!!まだ会って数分しかないのに何でそんなに先輩をディスられるの?!!｣

月島くんは黒尾さんが言っていることに対して無視をし、私の肩に手を回て体育館に向かった。

因みに、途中月島くん後ろを振り向き黒尾さんに向かって勝ち誇ったような笑みをしていたらしい
その顔をみた瞬間黒尾さんは後輩の外人さんに慰めてもらったらしい

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