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私は暫く固まっていた。だってあんなにどす黒いオーラな六つ子初めてみたからだ。
…え?イヤミはって?アイツは六つ子にボコられて帰ったよ。良いきみだ。
いや、私もこんなこと考えてられない。
だって、今の状況は路地裏に連れて来られて、私を壁際まで追い詰め私を囲むようにしている。怖いので私はその場でペタンっと座ってしまった。
つーか、なんで遅れてきただけでこんな目にあうんだよ!!!と若干涙目になりながら思った。
何も言わない私をみて痺れを切らしたのかおそ松クンが目線を私に合わせるために座った、そして、こう言ってきた。
「なぁ、なんでトト子ちゃんのライブに遅れてきたんだよ。」
声は、いつもより低かった。が、怖くて俯いていた。何にも答えない私に痺れを切らしたのか無理矢理頬を掴まれて強制的におそ松クンの方に向かされた。
何にも言えないから睨みつけた。
「…ねぇ、涙目で睨まれても逆効果だから。寧ろ誘っているようにしかみえないんだけど…?」
おそ松クンは私の耳元でいつもより低くそして甘く囁いた。…こんな状況でも反応してしまう私は変態だと思う。それがわかっているのか不敵にニヤリと口角をあげていた。その姿がいつもより色っぽくみえた。
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サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2017年11月2日 20時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
みく松(プロフ) - え!?おそ松とヤっちゃったの!?でもこういう展開好きです!頑張って下さい!! (2017年1月22日 0時) (レス) id: afd408e45f (このIDを非表示/違反報告)
水 輝 .*・゚@一松girl。(プロフ) - うなうな★さん» ありがとうございます!!更新頑張ります!!(*´ω`*) (2016年3月29日 15時) (レス) id: 100e427b98 (このIDを非表示/違反報告)
うなうな★(プロフ) - めっちゃっ面白いです!続き楽しみにしてます!更新ガンバです!^_^ (2016年3月29日 13時) (レス) id: 942dbd3d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水 輝 .*・゚ | 作成日時:2016年1月28日 0時