明けない夜は無い日はまた昇る (ページ7)

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5話ページ7

だが空閑はいとも容易く

攻撃を受け止めズドンと

不良の足をふむ

ミシミシと音を立てる足

｢……いっ……痛ぇぇぇぇぇぇ｣

足を踏まれた(？)不良は

バターンと音を上げ

ひっくり返る

『!!何今の』

｢オイどうした!?｣

｢あッ足……！足が……！｣

『やるねぇ……』

Aは関心した

空｢やっと俺の番？
それとももしかして……もう終わり？｣

『(ちょくちょく出る
空閑の異常さ……悪意がないから
更に恐怖が増すなぁ……)』

不良も空閑に怯えたのか

｢……お前ら……
こいつをぶっ殺せ！｣

『そろそろ助けに行った方がいいかな？』

屋根の上から

双眼鏡をバックに仕舞おうとする

その時

ヴーーーと警報音が鳴り出した

『、警報？』

するの上空に黒い丸が現れ
大きくなる

《門発生門発生座標誘導
誤差 7.66 近隣の皆様はご注意ください》

『……近界民だ、大きいなぁ』

空｢おっバムスター｣

三｢近界民だ！逃げろ！｣

三雲が叫ぶと
不良達が悲鳴を上げ逃げ恥める

｢オイこっち来るぞ｣

｢おわっおわぁぁぁ｣

空｢おぉラッキーあっち行った
逃げようぜメガネくん｣

Aは警戒区域に入っていないものの

すぐ近くの家の屋根で

逃げる不良達を見ていた

｢待っ……足足が｣

その間不良を食べようとする近界民

｢おい食われた！｣

｢うわぁぁ｣

『おぉ……地獄絵図みたいww』

逃げ惑う不良を横目に

まだ避難手していない三雲達を見る

三｢僕はあいつらを助ける！
空閑は避難しろ！｣

空｢…………へ？｣

『……まじ？』

空｢おいおい！あいつら自業自得じゃん！
勝手に立ち入り禁止に入ったからじゃん！

なんでお前が助けに行くんだ！｣

『空閑の意見に同意……
三雲が勝てる相手じゃ……』

三｢…僕が！そうするべきだと思ったからだ！

トリガー起動!｣

三雲の姿が制服から

別の姿に変わる

『、ふwwwまじかぁ……

ボードだったのかぁ…成程それは正義感が強い

いいね、面白い気に入ったよ

三雲修』

笑いだしたAは

折りたたみの棍棒を取り出し

長く伸ばす

『1個無駄にしちゃうかもなッ!』

Aは助走をつけ

棍棒を近界民に向かって

投げるボールを投げる感覚で

『……あ、近界民に普通の武器って

通用すんのかな、まぁいっか』

上手く着地し

警戒区域に足を踏み入れる