明けない夜は無い日はまた昇る (ページ45)

今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:54,643 hit

43 ページ45

レ[詳しくわ私が説明しよう
初めましてジン私はレプリカ
ユーマのお目付け役だ]

迅｢おぉこれは初めまして｣

レプリカが現れ迅に挨拶をする

レ[これは隠密偵察用の小型トリオン兵｢ラッド｣

ただし門発生装置を備えた改造型のようだ

昨日と一昨日の現場を調べたところ

バムスターの腹部に格納されていたらしい

一体掘り出して行動プログラムを解析してみた

ラッドはバムスターから分離した後

地中に隠れ周囲に人がいなくなってから

移動をはじめ散らばっていく

人間の多い場所付近で門の起動準備に入り

近くを通る人間から少しずつトリオンを

集めて門を開く]

『じゃあボーダー隊員の近くで門が開くのは
高いトリオン能力を持つ人間からは
大量のトリオンが得られるから？』

レ[あぁ]

三｢じゃあそのラッドを全部倒せば…｣

『うーん難しいね』

空｢ウンウンきついと思うぞ｣

レ[ラッドは攻撃力を持たない雑魚だが
その数は膨大だ今探知できるだけでも
数千体が街に潜伏している]

三｢数千……｣

空｢全部殺そうと思ったら
何十日もかかりそうだな｣

迅｢いやめちゃくちゃ助かった
こっからはボーダーの仕事だな
Aにも手伝ってもらいたい｣

『……バレてましたか
いいですよ暇ですし』

(ボーダー基地)

迅｢実力派エリートただいま戻りました
鬼怒田さんはいこれ 2時間以内に
解析してレーダーに映るようにして｣

水を飲んでいる鬼怒田にラッドを渡す

迅｢根付さん緊急放送の準備
コイツの写真持っててよろしく

忍田さん全部隊に出動をかけてください
害虫駆除します｣

忍｢わかった｣

(テレビにて)

根｢市街地に開く門の原因が判明しました
この小型近界民がそうです
只今よりボーダーによる
一斉駆除を行います発見された方は
ボーダーまでご一報を！｣

迅｢サーて行くぞみんな｣

『かっこつけないでください』

迅｢おぉA
目キラキラして綺麗だな｣

『どうも
それにしてもよく気づきましたね
私の副作用に』

迅｢先の未来で使っているのが見えたんだ
それに……トリガーのことも｣

『見えてしまったなら仕方ないです
さぁてとやりますか…』

迅｢頼りにしてるぞ｣

『南西方向距離1000メートルに
ラッドの大群を発見

次北の夕凪公園の付近にラッドを発見
公園から200メートル先にもラッド発見…』

迅｢凄いな……俺には見えない｣

『まぁそういう副作用ですから』

迅｢じゃあ俺らも行くか｣

『極秘ということで』