明けない夜は無い日はまた昇る (ページ4)

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2話ページ4

メ｢……は？
ムリですじゃないよほら
渡しなさい｣

空｢いやいやいやムリムリ
本当にムリ｣

ギリギリと音が鳴っている

メガ｢アクセサリは禁止!
校則でそう決まってるんだよ!
学校に通う以上は守ったもらう！｣

その言葉にショックをウケる空閑

空｢じゃあ学校あきらめます……
おじゃましました｣

そう言って出ていこうとする空閑

『そこまでするのか……』

メ｢はぁ!？ちょっ待ちなさいキミ…！｣

するとメガネの男の子が手を挙げる

｢先生……何か事情があるんじゃ
ないでしょうかその指輪を外せない理由が｣

『そうですよ空閑くんの理由も
聞いてあげては？』

その言葉にメガネの先生は聞く

メ｢……何なのかねその指輪は？｣

空｢親の形見です｣

その言葉に反応する不良

｢センセー実はきのう没収された漫画
じいちゃんの形見なんです！｣

｢先週取り上げられたゲームも
そうなんすわー｣

メガ｢そこ！静かにしろ！
……キミねぇそんなでまかせが……｣

空｢？本当です？親の形見です｣

『(ｿﾞｸｯなにいまの…？コイツ)森林先生
顔が青いですよ？気分でも悪いんですか？』

笑顔で言うA

森｢わ……わかったそういことなら……
水沼先生……ちょっと……｣

水｢あはいみんな自習！
三雲くん空閑くんと夜明さんのこと
お願いね｣

三雲と呼ばれたメガネの少年は

三｢え？｣

驚いていた

空｢よろしく｣

『よろしくね』

三｢……よろしく｣

おずおずと握手をしてくれた

空閑とAの周りに人が集まり始める

｢なんで髪の毛真っ白なの？｣

空閑｢昔は黒かったよ
いつの間にか驚きの白さに｣

｢Aちゃんって髪の毛
綺麗だね～！どんなケアしてるの？｣

『そんな特別なことはしてないよ
普通に自然乾燥だし』

そんな話をしていると

空閑の頭似合う丸まった紙が
投げられた

空｢…………？｣

最初は気にしなかった空閑も

何回もやられるとさすがに気になるらしい

空｢なぁなにこれどういうアレ？｣

｢なにこれだってよ｣

｢アイサツだよアイサツ
日本式歓迎のアイサツ｣

『日本馬鹿にしすぎだろ』

三｢おい、お前らやめろ!
こんなことして恥ずかしくないのか！｣

三雲が立ち上がり注意する

が

漫画を投げられる

『三雲くん?!』

｢おめーとは会話してねーんだよ｣

｢やめろッ！恥ずかしくないのか｣

｢お前が恥ずかしいわ｣