プロムポーズ【ツイステ】 (ページ2)

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監督生SIDE ページ2

･･･

｢そろそろプロムの時期だな｣

｢そうだなー。ま、どうせ男子校には関係ないイベントだろうけど｣

｢"ぷろむ"ってなんだ?｣

｢でた。グリムの世間知らず｣

｢正式にはプロムナードって言うんだ｣

｢オマエ! 知ってるなら教えてくれよ!｣

｢実は僕もよくわかってなくて･･･｣

ダンスパーティー、のことだと思うけどどうなんだろう。
卒業生が中心の青春行事ってことしか知らない。
と言うとエースは咳払いをしてプロムが何たるか熱弁し始める。
しかし向こうからやってくる人物にその後の言葉を遮られた。

『かーんとくせー!! ･･･といつもの御三方』

｢ﾊｲﾊｲどうせ俺らはオマケですよーだ｣

僕の親友は今日も眩しい。
デュースと話す横顔を見ていると目が合った。
するとニッコリ笑って僕の隣に来てくれる。

｢子分! ぷろむって知ってるか?｣

『もちろん知ってるぞ。私は少し酸っぱい方が好みだ』

｢それは･･････プラムのことだな｣

｢俺が言ってるのは、食気より色気の方だからな｣

その時、廊下の向こうがわっと沸いた。
掲示板に告知らしき紙面が貼られている。
何やら面白い行事が開催されることになったらしい。

｢なんだろうな｣

｢プロム開催のお知らせじゃない限りは、素直に喜べねーけど｣

『なんか今、フラグ立った気がする･･･』

Aの言う通り、
無事フラグが回収されることとなった。