検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:18,327 hit

2 ページ2

.


話は数ヶ月前に遡る。

街で伊野尾とその彼女が手を繋いで仲良く歩いているのを見かけた有岡は、その時思いたった。

1学年上の伊野尾に近づくすべはない。それならば、その彼女に近づき別れさせて、伊野尾との接点を作り出そうと。
自分でも無茶苦茶な案だということは自覚していた。それでも、何としてでも伊野尾に近付きたかった。

そして____

「大貴くん、聞こえてる?」
「…あー、ごめん!ぼーっとしてた!」
「も〜…いいよ。バイトで疲れてるんだもんね。今日はゆっくり休んでね?」
「うん、ありがと。おやすみ」

彼女が通話を切ったのを確認した後、大きなため息をついてベッドに寝そべる有岡。

有岡が彼女を口説き落としたあの日から、2人は付き合い始めた。それと同時に、彼女は伊野尾に別れを告げた。ここまでは順調。問題はこれから、どうやって伊野尾に近づくか。有岡はその機会を虎視眈々と狙っていた。

3→←1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧.有岡大貴 , ありいの   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:むにこめ | 作成日時:2022年11月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。