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｢お疲れ様でしたー｣
｢お疲れ様でーす！｣
今日は朝からひかとのロケの収録を終え、午後からはJUMP全員で雑誌の撮影。マネージャーが迎えに来るまでは少し時間があるため、楽屋で二人でのんびり過ごしていた。
｢大ちゃん今日調子悪かった？｣
｢え、まじ、顔に出てた？｣
｢いやーいつもより元気ないし、噛み噛みなとこあったからさ。…なんかあったの？｣
…言えるわけがない。
男の、メンバーの伊野ちゃんからキスされたなんて。
特にひかは、恋愛沙汰になるとプロ意識が足りないって怒りそうだし…
｢…べつに？何もないよ。｣
｢ふーん｣
不思議そうに俺を見たあと、まあ言いたくないならいいけどさ、と続けて、
｢なんか困ったことがあったら言えよー？｣
と言って背中をポンッと優しく叩いてくれた。
____あの日から一週間が経った。
唇を離したあと、伊野ちゃんは俯いてごめん、とだけ呟いて、フラフラと俺のベッドに移動してそのまま寝てしまった。
俺はというと、酔いはすっかり覚め、朝まで寝たり覚めたりを繰り返していた。
翌朝、伊野ちゃんは至って普通だった。いつも通り、眠そうな声を出して俺の名前を呼んだ。やっぱり酔っていただけなのかと思い、俺も普段通り接した。
…でも、なんでだろう。
事故だと思いたいのに、キスされる直前の言葉とあの顔が忘れられない。
久しぶりに会うのがこんなに緊張するなんて、始めてだ。
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むにこめ(プロフ) - ランチさん» ランチさん！コメントありがとうございます…！25ページあたりから結構悩んで時間をかけて書いたので、そう言っていただけてとても嬉しいです…！！残り数話ですが、よろしくお願いします(^-^) (2020年3月13日 8時) (
レス) id: 467faef54a (このIDを非表示/違反報告)
ランチ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！すごすぎます。二人の一言一言に泣かされます。25頁あたりからキュンキュンの連続でした。本当に大好きです。番外編楽しみにしています！ (2020年3月12日 22時) (レス) id: a8df699084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むにこめ | 作成日時：2020年3月10日 21時
