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｢大ちゃんはさ、その人のことどう思ってるの？｣
｢…は？｣
｢は、って…それが本題なんじゃないの？｣
…俺が、伊野ちゃんのこと…？
｢…好き、だけど…｣
｢へえ〜、じゃあ両思いじゃん。｣
｢…いや、なんていうか…そいつは昔からの腐れ縁みたいなやつで、ずっと友達としてしか見てなかったから…だから…｣
山田が不思議そうに目を丸くする。
俺の頭にはハテナマークが浮かんでいた。
｢でもさ大ちゃん、
キスされても拒まなかったり、他の人とイチャついててムカついたりするのって、好き以外の何者でもなくない？｣
｢え…｣
その瞬間、今までの伊野ちゃんの表情や言葉が俺の脳内に鮮明に蘇ってきた。
" 大ちゃんが俺を見てくれるまで、絶対離さない。"
" なんで俺にはキスしてくんないの… "
" へへ、隙あり。"
" 今まで…ごめん… "
" 大ちゃん…
……好き…… "
ﾄﾞｸﾝｯ…
再び胸がキュッときつく締め付けられる。
ﾄﾞｯ .. ﾄﾞｯ .. ﾄﾞｯ .. ﾄﾞｯ . .
伊野ちゃんのことを考えただけで、鼓動が早くて、苦しくて、上手く息ができない。
こんなの初めてだ。
俺、いつの間にか…こんなにも伊野ちゃんのこと……
｢ふ、今更気づいたんだ？｣
｢…うるせぇ、｣
｢…で、どうするの？仮にも俺達ジャニーズのアイドルだけど。相手に、俺も好きだって伝える？それとも仕事を優先して伝えない？｣
｢…｣
俺、は……
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むにこめ(プロフ) - ランチさん» ランチさん！コメントありがとうございます…！25ページあたりから結構悩んで時間をかけて書いたので、そう言っていただけてとても嬉しいです…！！残り数話ですが、よろしくお願いします(^-^) (2020年3月13日 8時) (
レス) id: 467faef54a (このIDを非表示/違反報告)
ランチ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！すごすぎます。二人の一言一言に泣かされます。25頁あたりからキュンキュンの連続でした。本当に大好きです。番外編楽しみにしています！ (2020年3月12日 22時) (レス) id: a8df699084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むにこめ | 作成日時：2020年3月10日 21時
