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｢昨日さぁ、たかぎの家で飲んでたらいつの間にか俺がベッドでたかぎの頭撫で回してたんだよねぇ。｣
｢伊野尾くんそれ言うなよ！｣
｢何してんの伊野ちゃん、きも〜｣
胸の辺りのモヤモヤが消えなくて、早三日が過ぎた。雑誌の撮影の後、重い足取りで楽屋に戻ると、伊野ちゃんの楽しそうな声が聞こえてきた。
高木も満更でもない顔してるし、なんなんだよ。
…ムカつく
｢へへへ、それでさぁ｣
｢伊野ちゃん、ちょっと来て。｣
｢…え？｣
伊野ちゃんの腕を引っ張り楽屋を出て、階段の踊り場まで連れてきた。
…なんかデジャブだな、この状況。
…俺がこんなことするなんて、自分でも想像してなかった。
｢…今たかぎ達と話してたんだけど。｣
伊野ちゃんが不満そうな顔でそう言った。
…また、高木…
ついこの間まで、俺のこと好きだって言って、くっついてきたりキスしたりしてきた癖に…勝手なんだよ。
｢…ねえ、聞いてんの？大ちゃ、っ…！？｣
むかつく。
むかつく
むかつくむかつくムカつく
こんなに激しいキスしたって
お前は何とも思わないんだろうな
もう俺のこと好きじゃないんだもんな
そう思ったら無性にイライラした。
｢ん、っ…ぁ、は、んん…｣
無駄にえろい声出すなっての
気が散る。
両手で顔を包み込み、壁に身体を押し付けて、気が済むまで舌を絡ませた。
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むにこめ(プロフ) - ランチさん» ランチさん！コメントありがとうございます…！25ページあたりから結構悩んで時間をかけて書いたので、そう言っていただけてとても嬉しいです…！！残り数話ですが、よろしくお願いします(^-^) (2020年3月13日 8時) (
レス) id: 467faef54a (このIDを非表示/違反報告)
ランチ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！すごすぎます。二人の一言一言に泣かされます。25頁あたりからキュンキュンの連続でした。本当に大好きです。番外編楽しみにしています！ (2020年3月12日 22時) (レス) id: a8df699084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むにこめ | 作成日時：2020年3月10日 21時
