記念の日 ページ34
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有「ほんとに俺が先でいいの?」
伊「っ、うん、行ってらっしゃい…」
大ちゃんが洗面所に行ったのを確認して、ベッドに腰掛けた。
…情けない
自分から誘ったくせに、不安で、怖くて、緊張で手足が震えてどうしようもない。
大ちゃんがシャワーを浴びる音が聴こえるだけでも、心臓がバクバクいってる。
…こんなんで、俺、本当に大丈夫なのかな…
有「伊野ちゃん」
伊「ふぇっ、!は、はや…」
有「そうかな?」
伊「っお、俺も入ってくる!/」
有「うん、いってらっしゃ〜い」
俺が洗面所に向かうと、大ちゃんがいつもの笑顔で手を振ってきた。
なんで大ちゃんはあんなに余裕なの…!?
…考えてみれば、大ちゃんは彼女だっていたみたいだし、こういう経験もあるんだよね。俺は学生時代地味だったから、経験どころか彼女すらいた事ないんだけど。
少し複雑に思いながら、お風呂を出てバスローブだけ身にまとってドアを開くと、大ちゃんがスマホをいじってベッドに座って待っていた。
伊「…大ちゃん、上がったよ、」
有「!伊野ちゃん…」
伊「…えっ、大ちゃ…っ!?」
ギシッと音を立てるベッド。
大ちゃんは俺に気づくと、いきなり俺の腕を掴んでベッドに押し倒し、それと同時に上から跨ってきた。
伊「…だい、ちゃ…まって、おれ、」
有「だめ。もう待てない。」
伊「だい…んぅっ…」
俺の言葉を飲み込むように、上から深くて熱いキスが落とされる。大ちゃんの舌で唇を舐められると、気持ち良くてゾクゾクした。
暫くキスをされ息が整わない中、彼が離れ、自分のバスローブを脱いで床へ放り投げた。
意外と筋肉質で少し日焼けしてる大ちゃんの上半身が露になって心臓がドクン、と跳ねるのが分かる。
うそ…大ちゃんって…こんなに男らしい体つきしてたの…!?
何だかドキドキして思わず目線を逸らすと、大ちゃんがそんな俺を見て、普段より数倍低い声で言った。
有「あれ?さっきあんなに大胆なこと言ってたのに…
伊野ちゃん、もしかして緊張してんの?」
伊「!そ、そんなことない…!/」
有「強がっちゃって…可愛いなぁもう」
伊「な、何言っ……んっ」
大ちゃんの手が、俺のバスローブの下に滑り込んだ。
有「…伊野ちゃん、胸感じるんだね…可愛いや」
伊「ん、ゃぁ…んっ…!/」
大ちゃんの指先で、俺の胸の蕾を弄り回す。
反対の乳 首を吸われて、気持ち良過ぎて女みたいな声を出しながら俺の体が少しずつ反応していった。
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むにこめ(プロフ) - みー汰さん» コメントありがとうございます!!ええっ、本当ですか…!?そんな、本当に嬉し過ぎます…感情移入して読んで下さってありがとうございます( ; _ ; ) 自作でもよろしくお願いします! (2017年3月24日 0時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
kahoketo0401(プロフ) - むにこめさん» いやいや、最高じゃあらわしきれないくらいです!!はい!待ってます!! (2017年3月22日 21時) (レス) id: 0f2e983f87 (このIDを非表示/違反報告)
みー汰(プロフ) - むにこめさん» 初コメ失礼します!こんなにいい作品に出会ったのははじめてです!すごく感動しました!涙出てきました…!また、ありいの楽しみにしています!お疲れ様でした!ありがとうございました! (2017年3月22日 19時) (レス) id: 965becef9f (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - kahoketo0401さん» コメントありがとうございます!!最高だなんて、もったいないお言葉です…(;-;) 次作でもよろしくお願いします! (2017年3月22日 13時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - 苺猫カフェさん» コメントありがとうございます!!終わり方微妙かなと不安になっていたので、そう言ってもらえて嬉しいです^^* 次作でもよろしくお願いします! (2017年3月22日 13時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むにこめ | 作成日時:2016年11月18日 22時