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胸の大きい田中さんかな。
小柄で可愛らしい鈴木さんかな。
はたまた美人でセクシー系な佐藤さんかな。
…大ちゃんの好きな人って、誰なんだろう…
仕事中もずっと、そんな事しか考えられなかった。
伊「…しっかりしろ、俺…」
大ちゃんの家を朝早く出て、いつも以上に早めに着いた会社。
一旦気持ちを落ち着かせるためにもコーヒーを飲もうととラウンジに行くと、そこには自販機でお茶を買う山田が居た。
山「伊野尾さん!おはようございます、早いですね」
伊「おはよ山田。…まぁ、ちょっとね〜」
山「……もしかして、また大ちゃん先輩と何かありました?」
伊「えっ、!?な、なんで…?」
何なのこいつ。
なんで俺の考えてることが分かるの?
山「なんだかいつもより元気がないので…恋煩いってやつかな〜と」
伊「なっ…!ち、違うから!」
山「ふふっ…顔真っ赤。俺で良ければ聞きますよ?」
…なんでお前はそんなに優しいんだよ、
でも何だかんだ言って、山田は恋愛経験豊富そうだから、恋の相談はしやすい。
伊「…昨日ね、大ちゃんに……間違えて、キス…されて…」
山「…は?」
伊「えっ?」
山「…あっ、いや…間違えて、って…」
伊「…大ちゃんが酔っ払って、俺を女の子だと思ってキスしてきたの」
山「……へぇ…」
山田が一瞬怖い顔したような気がしたけど…気のせいかな?
ていうか、自分で言っておきながら恥ずかしいし惨めになって泣きそうになってきた。
山「…伊野尾さんを女性と間違えて襲ってくるようなやつ…やめればいいのに…」
伊「え?」
聞き間違いかと、思った。
山「…大ちゃん先輩なんかやめて、俺にしなよ」
伊「…やま、だ…?」
…何、言ってるの…?
冗談だと思って山田を見ると、いつになく真剣な表情をしていたから驚いた。
山「俺、本気ですからね」
にっこり笑った山田にドキッとしてしまったのは、こいつがとてつもなくイケメンだからだろうか。
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この作品のお星様が赤色になりました!
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むにこめ(プロフ) - みー汰さん» コメントありがとうございます!!ええっ、本当ですか…!?そんな、本当に嬉し過ぎます…感情移入して読んで下さってありがとうございます( ; _ ; ) 自作でもよろしくお願いします! (2017年3月24日 0時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
kahoketo0401(プロフ) - むにこめさん» いやいや、最高じゃあらわしきれないくらいです!!はい!待ってます!! (2017年3月22日 21時) (レス) id: 0f2e983f87 (このIDを非表示/違反報告)
みー汰(プロフ) - むにこめさん» 初コメ失礼します!こんなにいい作品に出会ったのははじめてです!すごく感動しました!涙出てきました…!また、ありいの楽しみにしています!お疲れ様でした!ありがとうございました! (2017年3月22日 19時) (レス) id: 965becef9f (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - kahoketo0401さん» コメントありがとうございます!!最高だなんて、もったいないお言葉です…(;-;) 次作でもよろしくお願いします! (2017年3月22日 13時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
むにこめ(プロフ) - 苺猫カフェさん» コメントありがとうございます!!終わり方微妙かなと不安になっていたので、そう言ってもらえて嬉しいです^^* 次作でもよろしくお願いします! (2017年3月22日 13時) (レス) id: f1d41cd502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むにこめ | 作成日時:2016年11月18日 22時