41話 ページ44
《全部、弱い、力のない、価値のない私がいけないんです。不快にさせてすみませn『光源！』･･･。》
俺が急に大きな声を出したため、マイクたちだけでなく、他の先生方も何事かとこちらを見る。俺と光源の間には沈黙が流れていた。
《･･････今、とても冷静を保っていられそうにないので切ります。すみませんでした。》
『ちょ、待て、k《ブチッ･･･ツー･･･ツー》･･･はぁ、切られたか。』
この様子じゃ電源も切られているだろう。
『クソっ･････。』
あまりにも自分が不甲斐なくて、つい己の拳を机にたたきつけてしまった。
山田「おいおい、机にあたるなって。」
マイクに宥められ、深呼吸を一つする。
『･････すまない。』
香山「それにしても珍しいわね？イレイザーがそんなに取り乱すなんて。」
ミッドナイト先生の言葉にマイクも頷く。
香山「そんなに大事な子なのね。」
大事な子･･･か･･･。
『そうかもしれませんね。』
香山「えっ。」
山田「はっ！？」
『･････あ？』
自然と出てきた言葉に自分でも驚いた。俺は、あいつを大事に思っている･･･のか？
山田「遂にイレイザーにも春が･････！？」
『そういうのじゃない。そもそもあいつは未成年だ。』
香山「キャー！禁断の恋ってやつかしら！？けど、普通に捕まるから成人するまで待った方がいいわ！」
『だから、そういうのじゃないんで。』
人の話を聞いて欲しい。
光源side
『ん･･･。』
いつの間にか寝ていたようだ。窓の外が明るくなり始めている。
『頭痛い･･･。』
最近、いつの間にか寝てましたパターンが多いな。
『顔ボロボロすぎ･････。』
顔を洗おうと洗面所に行き、鏡を見て絶望する。目はパンパンに腫れ、涙の跡が残っていた。
『今日は学校休も･････。そうしよう。無理。』
後で学校へ連絡をしようと決め、私はお風呂のお湯をためることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長らくお待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。こちらの更新もぼちぼち進めていきます！！
気づいたら最後の更新からかなり時間が経ってて、自分でもかなり驚きました･････。本当に申し訳ないです･････。
他の作品も更新しつつ、こちらも更新頑張りますのでお付き合いいただけますと幸いです。
よろしくお願いします┏●
2021.6.02
カンナ
続きはまた夜に
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カンナ(プロフ) - ユカリさん» はじめまして、コメントありがとうございます！38話の注意を書いた際に、間違えて非公開にチェックをいれていたみたいです。教えていただきありがとうございました(●´▽`●)ただいま続きを書いてますのでお待ちくださいね！ (2020年11月24日 19時) (
レス) id: 1747199011 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - はじめまして。お話が凄く気に入りました。ただ37話がなく急に38話に・・・その間が凄く気になります。公開を楽しみにしていますね。 (2020年11月24日 19時) (レス) id: 3cd6fe6c82 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - アンヘさん» ありがとうございます！こちらの作品でのコメント、初めて貰ったのでめちゃくちゃ嬉しいです(*^^*)頑張ります！！ (2020年11月24日 14時) (レス) id: 1747199011 (このIDを非表示/違反報告)
アンヘ - めっっっっっっっっちゃ面白いです！！！更新無理なく頑張ってください！ (2020年11月20日 9時) (レス) id: a8af1bfbe5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カンナ | 作成日時：2020年4月29日 1時
