28話 ページ31
2人の間に入っていった男の人をじっと見てしまう。こちらの視線に気づいたのか目が合ってしまった。
『･･･ジロジロとすみません。』
？｢あぁぁ、気にしないで？僕は爆豪勝。爆豪勝己の父親です。よろしくね。｣
『光源Aです。よろしくお願いします。』
お互いに頭を下げる。･･･爆発頭の父親？本当に？勝さん(またもや勝手に心の中で呼ばせていただきます)のこの溢れ出る優しさどこにやったの？爆発頭よ。
爆発頭｢おい、ばばあ、さっさとこいつの分の飯。｣
光己｢あ、そうだったわね！Aちゃん、苦手な物はある？｣
『苦手な物･･･。辛すぎるのはちょっと･･･。』
そう言うと爆発頭がじっとこっちを見てきた。
『･･･なんですか？』
爆発頭｢ガキ。｣
そう言って鼻で笑ってきやがった。･･･ムカッとするな。
『中学生はガキですよ？』
爆発頭｢あ゛？｣
お返しにこちらも鼻で笑ってやったらキレてきた。なんなの？情緒不安定？
光己｢了解。すぐに作っちゃうから待ってなさい。｣
『え、いや、帰ります。』
3人｢ ｢ ｢ え？ ｣ ｣ ｣
『そもそも爆h･･････勝己くんとはほぼ初対面ですし、そんな人間が家族団欒を邪魔するわけにはいかないので･･･。』
爆発頭｢てめぇ、着いてきたじゃねぇか。｣
『君が腕を離してくれなかったからね？』
あんなのほぼ強制的だわ。
勝｢あ、急に来たら親御さんも心配しちゃうか･･･。｣
『いえ、その辺は大丈夫です。一人暮らしなので。』
勝｢え。｣
『親は他界してますし、後継人？保護者？は居ますが別々に暮らしてるんです。とても忙しい方みたいで･･･。あ、お金はちゃんと振り込まれてるので大丈夫ですよ？』
私がそう言うと、光己さんも勝さんも黙ってしまった。と思ったら光己さんに肩をガっと掴まれる。え？
光己｢それなら尚更うちで食べていきなさい！｣
『え、いや、でも』
光己｢迷惑とかではないからね。子供なんだから、甘えなさい。｣
･･････こ、断りにくい！
『じ、じゃあ、今晩だけ･･･。よろしくお願いします。』
そう言い頭を下げる。こちらが折れるしかなさそうだァ。
光己｢えぇ。｣
光己さんは満足気に微笑んでキッチンへと向かった。せめて手伝うか。
『あの、手伝います。』
光己｢そんな気を使わなくても。｣
『いえ、これくらいさせて下さい。』
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カンナ(プロフ) - ユカリさん» はじめまして、コメントありがとうございます！38話の注意を書いた際に、間違えて非公開にチェックをいれていたみたいです。教えていただきありがとうございました(●´▽`●)ただいま続きを書いてますのでお待ちくださいね！ (2020年11月24日 19時) (
レス) id: 1747199011 (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - はじめまして。お話が凄く気に入りました。ただ37話がなく急に38話に・・・その間が凄く気になります。公開を楽しみにしていますね。 (2020年11月24日 19時) (レス) id: 3cd6fe6c82 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - アンヘさん» ありがとうございます！こちらの作品でのコメント、初めて貰ったのでめちゃくちゃ嬉しいです(*^^*)頑張ります！！ (2020年11月24日 14時) (レス) id: 1747199011 (このIDを非表示/違反報告)
アンヘ - めっっっっっっっっちゃ面白いです！！！更新無理なく頑張ってください！ (2020年11月20日 9時) (レス) id: a8af1bfbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カンナ | 作成日時：2020年4月29日 1時
