episode4 *you* ページ5
「遅いなぁ……」
時計をちらりと見る。針はもう、17時を指していた。
ハッ
「やだ…、これじゃぁまるで小さい子じゃない」
気分を紛らわせるために、私は二宮さんが貸してくれたゲームをする。
「ん〜っ、マリオでいっか！」
・
「きゃ〜っ、また落ちた!!」
スーパーマリオブラザーズで一人盛り上がっている私。
セリフ通り、何回もマリオは奈落に落ちている。
「あともう一回っ」
このセリフは何回目だろうか。多分もう、10回以上言っているはずだわ。
ガチャ
扉が開く。
？？「やけに盛り上がってるじゃねぇか」
「!!」
ドクン
この声……。
叔父「帰るぞ、A」
「叔父さん……!!」
扉を開けたのは、私の叔父だった。
叔父さんは手を伸ばし、私の腕を掴もうとする。
「や…っ!!」
バシッ
私はそれを払いのけ、廊下へ出た。
「っ……」
廊下の右手からは、叔父さんの部下がいた。
私は左手へと走る。
ダッ
叔父「逃がすな、追え!!」
部下の人達が私を追いかける。
「通して下さい!!」
私がそう叫ぶと、廊下にいた人達は驚きながら道をあけ、私を見た。
どうしよう…！ここままじゃ、迷惑をかけちゃう!!
どこか逃げ道は……
私が走りながら周りを見渡した時、
グキッ
と、鈍い音がした。
「っ……!!」
足をひねった。
そのまま、私の体は右へと傾く。
右には階段があった。
お父さん、お母さん……!!
その時、誰かが力強く、私の腕を引っ張った。
そのまま、私はその人と共に倒れ込む。
？？「ギリギリセーフ？」
「櫻井さん……!？」
私を引っ張ってくれたのは、櫻井さんだった。
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桃香(プロフ) - ワロンさん» 頑張りますっ (2012年9月1日 14時) (
レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃香(プロフ) - さくらくらさん» はじめまして、桃香です か、かっこいい!?ありがとですっ (2012年9月1日 14時) (レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃香(プロフ) - あすさん» 大好きだなんて…!!ありがとですっ (2012年9月1日 14時) (レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
ワロン - 続きーーーーーー!!!!!!!!!!!(｀_´)ゞ (2012年9月1日 13時) (レス) id: 755eda2d51 (このIDを非表示/違反報告)
さくらくら(プロフ) - 初めまして(^-^)さくらくらと申しますm(_ _)m この小説面白いです！嵐5人からの攻め立て（？）格好良すぎます(●´∀｀●) (2012年9月1日 0時) (レス) id: f911f6ccf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃香 | 作成日時：2012年8月26日 11時
