episode3 *you* ページ4
雅「翔ちゃん！遅かったね〜」
和「…どうしたんですか、その子」
翔「あぁ、この子？実は……」
私、なんで嵐の楽屋にいるんだろう？
なんで、櫻井翔に手を握られているんだろう？
ん〜と、まずは全てを思い出そう。
Q.私の名前、年齢は？ A.香宮A、17歳。
Q.今まで起きた事は？ A.放火されて家と家族を失った。
Q.さっきなにが起こった？ A.叔父の追っ手に追われて、櫻井さんにぶつかった。
Q.なんでここにいる？ A.櫻井さんに腕を引っ張られた。
ぽくぽくぽくぽくぽくぽく…チーン!
これは夢だ、うん！
翔「ここ、座って」
「…………」
コクンと頷く。
私の夢…、リアルだなぁ…。
だって、大野さんが目の前にいるんだもん。
まるで本物みたい。夢って、こんなリアルに作られるの？
智「こんにちは、大野智です。キミの名前は？」
存じ上げてます。きっと、知らない人なんてほとんどいないと思います。
「香宮…A……」
いくら夢でも、聞かれたら答えなきゃね。
翔「あ」
櫻井さんが、いきなり声を上げる。
あれ。これ……、ほんとに夢？
翔「もしかしてキミ…、放火事件の……？」
「…そう、です」
潤「放火って…、あれ？」
松本さんが櫻井さんに聞く。
櫻井さんは松本さんに言う。
翔「そして、その娘の名は香宮Aさん。そして、さっきキミを追っていた者は……」
ぁ、そうか。
これ、現実だ……。
「…叔父です。
資産を手に入れようとして、私を……」
和「…そうですか」
「友人も、私の資産目当てで近づくか、遠巻きにするようになってしまったんです。だから、頼る訳にも」
智「ん〜。とりあえず、今はここで休んでて。僕らは収録があるから」
「い、いいんですか…？」
こんな見知らぬ子供を置いておくの？
智「困っている子を見過ごす訳にもいかないし。これからの事はあとで決めようね」
大野さんは微笑んで、私の頭を優しく撫でる。
そしてパーカーを私の肩に掛けてくれた。
和「暇だったら、これやってても構いませんよ」
二宮さんはそう言って、私の前にある机にゲームを置く。
潤「じゃあ俺からはこれ。食べてね」
松本さんは鞄から何個かおにぎりを出した。
雅「ん〜…。あ、これどうぞっ！」
相葉さんは笑って、ペットボトルを差し出す。
翔「……」
櫻井さんは、新聞を差し出してくれた。
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桃香(プロフ) - ワロンさん» 頑張りますっ (2012年9月1日 14時) (
レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃香(プロフ) - さくらくらさん» はじめまして、桃香です か、かっこいい!?ありがとですっ (2012年9月1日 14時) (レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
桃香(プロフ) - あすさん» 大好きだなんて…!!ありがとですっ (2012年9月1日 14時) (レス) id: 169e21d7f0 (このIDを非表示/違反報告)
ワロン - 続きーーーーーー!!!!!!!!!!!(｀_´)ゞ (2012年9月1日 13時) (レス) id: 755eda2d51 (このIDを非表示/違反報告)
さくらくら(プロフ) - 初めまして(^-^)さくらくらと申しますm(_ _)m この小説面白いです！嵐5人からの攻め立て（？）格好良すぎます(●´∀｀●) (2012年9月1日 0時) (レス) id: f911f6ccf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃香 | 作成日時：2012年8月26日 11時
