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目覚めると隣には
いつも通りのばるくんがいた。
あー。
そうだそうだ。この人のせいで
わたし、今日から大変なんだ。
実際は昨日からだけど。
しょうちゃんやみんなが居てくれるけど。
頑張らないと…
それにしても
睫毛長いなぁ。
鼻筋もスッと通ってるし。
唇は薄めだけど形がいいし…。
あ。
喉仏だ。
そりゃそうか。
男の人なんだもんね。
「なに見てんねん。」
寝ていると思っていたばるくんから
突然の声。
『え??わぁ!!!!』
ばるくんの声にびっくりして
ちょっと離れたわたしの腕を引っ張って
またばるくんの腕の中に戻される。
ちょっと強めに抱きしめられる。
「まだ起きる時間ちゃうやろ。
もっと寝とけ。お前、低血圧やろ。」
ねぇ。ばるくん。
ばるくんのことが大好きって
わたしが言ってしまったら
もうこの関係は終わっちゃうの?
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作者名:あいち | 作成日時:2016年4月17日 23時