私と東大王の日常2

弟の子供心は健在 4 ページ21

なんかおかしい。

「拓司ー、早く観覧車乗るよー？(ふふっ、拓司に拒否権は無いんだから！)」

絶対やり返しに来てる！

「あ、俺はいいや…」

「えー？もうチケット四人分買っちゃったよー？(これで僕等のやり返しは達成されたも同然…！)」

修功め、余計な事を…！

「兄貴、早く行くよー？(残念だけど兄貴が観覧車に乗ることは避けられないよ…？)」

「くっ…(俺だけ逃げれば良かったか…)」



結局その後、俺は

「うぅ…」

「兄貴…。はしゃぎ過ぎはダメって分かった？」

「うん…」

「ってか兄貴、なんであんた高い所ダメなの？」

「ダメなものはダメなの！」

「背でかいのに？」

「関係ねぇだろ」

「東大王の時あんた大将で一時期一番高い所にいたのに？」

「正直あの時は死にかけたよ…？」

「「「それは御愁傷様(((ざまぁみろ)))」」」


「…(寒い…)」

同じ空間に誰も味方がいない…。

寒い…寒いよ…！








ハプニングもありながらなんだかんだで楽しい休日でした。

弟の子供心は健在
fin


作者より

最後、皆さんの心の声を入れてみました。どうだったでしょうか。



そして皆様、今度こそ第三部

『私と東大王の日常 3』

を書きます！

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