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83 昔はしないこと ページ8

　
　
　
A「久しぶりだね、お兄ちゃん…」
　
私が話しかけても、無表情な兄。
　
　
兄「頼みたいことがあるんだけど」
　
　
　
その言葉で
　
　
何かあったのかな。
　
　
　
そう思った、だから。
　
　
A「とりあえず、入って……？」
　
招いてしまった。
　
　
玄関で話だけ聞けば良かったのに。
　
　
兄が私に頼み事なんてしたことなかったから。
　
　
　
彼が少しでも変わってくれていると信じていた。
　
　
　
　
　
　
人はそんな簡単に変わらないのに。
　

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設定タグ：神城りお , 嵐   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：神城りお | 作成日時：2015年8月27日 15時

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