【名探偵コナン】私は風見先輩のイヌです (ページ6)

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23歳ページ6

「僕の靴も磨いてくれませんか？」

え..
金髪褐色はさっきまでジンさんが座っていた席に座る。こいつ..
中々動き出さない私を見た金髪褐色は私の胸蔵を掴んで自分のもとへ引き寄せ、私の耳元で

「僕はバーボン。ジンのように乱暴はしないさ」

こいつも幹部だったかｧｧｧ！
ライさんからの鋭い視線を浴びながらバーボンさんの靴を磨き始める。私、何しにここに来たんだっけ？スパイだよね？あってる？？

「おい、まだ汚れているぞ」

慣れてないんだから許してよ。って、ライさんは関係無いじゃん！ほんっと性格悪い！泣きたいぐらいに！虐めじゃん！

「バーボン、ライ、そのくらいにしろ」

じょり髭の男はなんと私を庇ってくれた。それだけでなく、じょり髭の男は

「頬が青くなってる。冷やさないといけないな」

じょり髭の男は私の頬を撫でる。この人優しい！ちょっと感動で泣けてくる。

「向こうに冷やすものがあるはずだから」

じょり髭の男はトタトタと別の部屋に走っていった。

「本当にスコッチは...良かったな坂本」

バーボンさんに背後から言われる。あの人も幹部か。スコッチさんね。
暫く待っていると氷水に浸した布をスコッチさんは持ってきてくれた。
さっきまでバーボンさんが座っていた椅子に私を座らせて、頬を冷やしてくれた。

「スコッチさん、ありがとうございます。末端の俺なんかに」