【刀剣乱舞】愛され少女は自覚なし。 (ページ6)

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「次は伊達様の刀剣たちですよ」

もうやだよ。

帰りたいよ...

『こんのすけ...』

そんな私の思いは届かず、

こんのすけはある障子の前で止まった。

「どうぞ、審神者さま」

私は心臓をドキドキとさせる。

ﾄﾝﾄﾝ

『新しく審神者として就任しました、Aです。』

「どうぞー」

また、男の人。

まあ、刀剣男士と言ってるのだから

男しかいないのは当たり前か。

障子を開けて入ると三人組の伊達男がいた。

伊達だけに。

うまい、私。

『あ、あｩ、新しく審神者として就任しました、
Aです。未熟者ですが、
全身全霊職務に勤めさせていただきます。』

大和守さんの時のように正座をして、頭を下げる。

三人、三振りはビックリした顔で私を見下ろす。

「新しい審神者はやけに行儀がいいんだな。」

『まあ礼儀ですから！』

てへへへと笑う。

あれ？褒めてくれたんじゃないの？(嫌味です)

「んー、まあ、よろしくな。」

目の前に現れた刀剣男士は

他の二振りと違って身長が低い。

「俺は太鼓鐘貞宗。よろしくな！」

「僕は燭台切光忠。よろしくね」

「俺は..大倶利伽羅。...」

ブラック本丸なのになんで皆優しいんだ？

『はい！よろしくお願いします！』

笑顔が隠せきれませんね。

勿論、今は嬉しくて満面の笑みですよ。

今度は落ち着いて、部屋を出ました←

「主！次は青江派の部屋の方が近いのでそこへ行きましょう。」

こんのすけは走り出す。

なんて元気な狐なんだ。