★ ページ24
『燭台切〜、手伝いに来たぞ』
台所へ入れば、燭台切がサバを焼いていた。
「主、おはよう。昨日は激しかったようだね」
え？
なんで燭台切は知ってるんだ？
『なんで、それを』
「何でって、君の声がこっちまで聞こえてきたから」
嘘だろ
『へ？』
「間抜けな声だね」
サバを焼きながら笑う燭台切。
『嘘っ漏れてた？』
「加州くんはそんなに上手かった？」
下手くそではなかったな。
でも、特別上手いわけでもない。
『んー、微妙』
いや、なんて会話をしているんだ。
「そっか、
僕の時は気持ちよくしてあげるからね」
俺は手伝いにかかった。
燭台切の発言に目を丸くする。
『何だって！？』
「え、だか『あー、言わなくていい！』」
俺はため息をつき、
昨日から浸けていたキュウリの坪を取り出す。
『燭台切、このキュウリはこの皿に
入れておけばいいか？』
「そうだね、そうしてくれると有り難いよ」
にこりと此方を見て頬笑む燭台切さん。
『こっちはできたけど、そっちはどう？』
「大丈夫だよ」
これで皆の分の朝餉が出来た。
大広間に皆の分を出す。
一分もたたないうちに刀剣たちが出てきた。
ただ、
「あれ？清光が来てない？」
安定の一言で清光がいないことに気づく。
本当だな。
『俺、起こしてくるよ。皆先に食べておいて』
俺はそう皆につげ、自室へ向かった。
自室をすっと覗く。
自室の布団はムックリと膨れ上がっている。
『清光』
俺は清光の隣に座り、
清光の布団をスーッと撫でる。
布団をめくると清光はぐっすり眠っている。
朝餉に起こすのは少し気が引けるな。
俺は広間に戻り、
『燭台切、清光と俺は後で食べるよ』
「じゃあ、冷蔵庫にでも保存しておくね」
それだけ言うとまた自室へ戻った。
案の定、清光はぐっすり眠っている。
俺は机に向かい、資料を片付け始めた。
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… - ここで終わるんかい(≡_≡) (2019年4月11日 10時) (携帯から) (
レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
純情調教師(プロフ) - 粟田口1009さん» ありがとうございます！これからもﾑﾌﾌなシーンをバシバシ入れていきたいと思います！ (2018年1月4日 21時) (レス) id: e5d1605899 (このIDを非表示/違反報告)
粟田口1009(プロフ) - こんなにも読んでいて顔がニヤけてしまう作品は他には存じ上げませんよ！？1人で読みながら、あ〜加州に抱かれたのね…ﾑﾌﾌｯってなってます。これからも沢山のﾑﾌﾌを待ってます！！ (2018年1月4日 1時) (レス) id: 1209a9168e (このIDを非表示/違反報告)
純情調教師(プロフ) - 玲美さん» あ〜ありがとうございます！ (2017年10月6日 14時) (レス) id: e5d1605899 (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 純情調教師さん» さ、最高ですな・・・。（遺言）まさに、よきかなよきかな。とっても、面白いですっ！首を長くして、待ってますっ！（更新） (2017年9月29日 17時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純情調教師 | 作成日時：2017年8月7日 18時
