68. (Daiki side) ページ28
(重岡side)
重岡「俺な、中学んときダンス部やったんよ。神ちゃんと二人で、めっちゃ有名やったんや」
遠くを見ながらぽつりぽつりと話しだす。
立っていたAちゃんがそんな俺をみて、黙ったまま隣に座った。
重岡「中学最後の大会の前日にな、交通事故にあったんや。歩いて下校しとった信号無視をした車にひかれてん」
気がついたら病院のベッドの上にいた。
目を覚ましたのは大会当日の昼間。
当然大会は始まっていて、俺は体が動かなくて全身激痛な上に絶望的になっていた。
そんなとき、病室のドアが勢いよく開いて誰かが飛び込んできた。
それは神ちゃんで、俺と目があった瞬間青ざめていた神ちゃんの表情が和らいだ。
俺はひたすら涙を流しながらごめんなって謝って、一人でも出場してくれって懇願した。
けど神ちゃんは、二人で踊らんと意味ないやろって言いながら涙を流した。
はよ治してまた一緒に踊ろうって笑顔で言ってくれる神ちゃんに申し訳なさと悔しさで一杯になって、体も痛いのに俺は泣いた。
絶対はやく治して、神ちゃんと頂点とったると心に決めたが、現実はそう上手くいかなかった。
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abuchan(プロフ) - 重岡大毅loveさん» コメントありがとうございます！^^ ちゃんと終わるように頑張りますね(笑) (2016年12月6日 1時) (
レス) id: d527f1690b (このIDを非表示/違反報告)
重岡大毅love - 続編おめでとうございます！頑張ってください！これからも読ませていただきます！よろしくお願いします！( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年12月5日 20時) (レス) id: 8f9df7fc1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：abuchan | 作成日時：2016年11月27日 23時
