私の恋は、長期戦。【緑】

26 ページ28

Aside





.
「A〜」


「ん、なあに？としくん」


今日のとしくんは甘々です。
めっちゃくっついてきます。
可愛いです。


「すきすきすきすき」


「なに！？照れるって」


「んふ」


「今日は砂糖に蜂蜜くわえたより甘いね？」


「たまには、ね」


「うん、私糖分の過剰摂取で死んじゃうからね」


「なにその表現笑」


隣に座っているからとしくんの横顔がよく見える。綺麗な横顔。あなたはモデルですか？？


「あー、幸せだなぁ」


「俺も、すごく幸せ」


「好きな人ってさぁ、やっぱり一緒にいて幸せになれるよね。」


「わかる、Aといるの楽しいもん」


じーっ、ととしくんの顔を見つめる。いけめん！！！！！
私なんかの底辺レベルの顔を見てても楽しくないだろうに。


「ほんととしくんかっこいい…鼻筋と目がもう…尊いよ？私の顔はもう見飽きたぶさいくだからなぁ。」


「はあ？Aはえぶりでいで可愛いやん。」


なにいっとんだおめえ、みたいな顔でみられる。え？としくん眼科いったほうがいいんじゃ？


「え、駅前にいい感じの眼科出来たけど行く？」


そう言うと、はぁ、と大きなため息をつかれる。え？私なんか変なこといった？？


「Aはさあ、もう少し自分の可愛さ自覚した方がいい。まじで。可愛いから自信もってよ」


「ええ？」


「でもそんなところも好き。」


「え。//」


たまには甘々な彼もいいかもね？





.
としくん書いてるけど実は作者はてつやあーんど虫さん推しです。(どうでもいい)

27→←25

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す