第３話※死柄木弔side ページ4
死柄木弔side
女の子がこの家に来た。
青色と水色の髪に三つ編みをした、可愛い女の子。
彼女の歳は十歳で、僕の三つ年下だった。
でも彼女の喋り方や仕草は自分より歳が下だと思えなかった。
あの子にお菓子でも持っていこうかな。
__________________
彼女の部屋のドアをノックしようとしたら、声が聞こえてきた。
‥‥‥‥どうやら泣いているようだ。
もしかしたら彼女は泣くのを我慢していたのかもしれない。
僕はそのまま、数分間ドアの前に立っていた。
_ その夜 _
僕はまた、彼女の部屋に来た。
コンコンｯ
『はい？‥‥‥‥‥弔？どうしたの？』
死「いっしょに寝てもいい？」
『‥‥‥‥‥‥‥‥‥うん、いいよ。』
そして、僕とメイはベッドの上に寝っ転がった。
死「ねぇ‥‥‥‥‥泣いてもいいんだよ。」
『‥‥‥え？』
死「僕とメイが二人っきりのときは泣くのを我慢しないで。」
『‥‥どうして‥‥知ってるの？』
死「泣いてるのを聞きちゃった。」
『‥‥‥寂しいの。
‥‥本当はずっと一緒にいたかったの。』
死「‥‥うん。」
『別れたくなかったｯ。ぐすｯ、死んでほしくなかったｯ。 うわあああん。』
死「辛かったよね。
‥‥‥‥もう大丈夫、僕がいる。」
かつて、先生が言ってくれた言葉だ。
メイは、泣き止むとすぐに寝てしまった。
死「おやすみ、メイ。」
そう言い、彼女の頭を撫でた。
_ 朝 _
起こしに来た先生が
AFO(もう、仲良くなったんだね。)
と微笑んでいたそうだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アゲハ - 猫太郎さん» その通りです！それと個性だけでなく、容姿も参考させてもらってます。 (2020年4月11日 19時) (
レス) id: fadb46413f (このIDを非表示/違反報告)
猫太郎 - 個性は自縛少年花子くんのシジマさんが元ネタですか? (2020年4月9日 15時) (レス) id: 2a58c5cb9f (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - リモルさん» はい！作者は鬼滅の刃が好きなんです。だから所々、似ている要素が入っていると思います。 (2020年1月21日 20時) (レス) id: fadb46413f (このIDを非表示/違反報告)
リモル - もしかしてあまねとかがきって鬼滅の刃ですか？ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 55a6ac47ee (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ - (´???｀) ぬんさん» お酒の名前は名探偵コ○ンを元にしています。黒の組織とは関係が‥‥‥？あるかもしれないが、無いかもしれないです！（笑） (2020年1月19日 19時) (レス) id: fadb46413f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アゲハ | 作成日時：2019年11月11日 21時
