絶対零度～未然犯罪潜入捜査～③ (ページ44)

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山内「神崎、起きろ。」

ゆっくりと目を開けると山内さんの顔がドアップが...。
そして私はゆっくりと目を閉じ...、ることは許されず起きることになった。

井沢「ほらほら、神崎くん食べて！」

山内「いただきます。...ウマっ！」

『美味しい...』

けど、この感じはまるで、まるで...

井沢「なんだか僕達家族みたいだね(笑)」

『え...』

ぬぉぉおおおお同じこと考えてたー！！

井沢「僕達が夫婦で、山内くんが息子みたいな。ねぇ？神崎くん。」

山内「いやいや、なんでそうなるんですか！」

『そ、そうですよ！』

山内「そこは俺らが夫婦で井沢さんが俺の父親でしょ。」

そうきたかー！！味方じゃなかったー！！

『まって、なぜ夫婦を作ろうとするんですか。私からしたら井沢さんはお父さん...いや、お母さんですからね？』

井沢「おと、おか...そんな、」

山内「お疲れ様です。(笑)」

『山内さんはお兄ちゃんです。』

井沢「お兄ちゃん(笑)」

その後血が繋がってないから結婚できるやらなんやら言い合いを続ける二人を放置して、私は洗濯でも...え、待てよ。もしかして下着見られた...！？
ダッシュで洗濯カゴを見ると服の下に下着があった。
見られてない事を信じる！！

井沢「神崎くん、」

『っ、！？な、なんですか。』

井沢「洗濯でもしようかと思って。」

『え、いやいや！あっ！今からやろうと思ってたんで出してもらっていいですよ。やります！』

井沢「ありがとう。あ、でも恥ずかしいななんか...」

なにを照れて...下着か！！てっきりシャツだけかと思った危ねぇ！

『や、やっぱり洗濯機使っていいんで自分のは自分でお願いします！！』

井沢「あ、うん。そうするよ(笑)」

ーーー

山内「なぁ、」

『はい。』

山内「暇。」

知るかー！！ってか、そろそろ家帰れー！！
おい、井沢さんも部屋物色するな。仮にも乙女の部屋だ。

『お二人とも帰らなくていいんですか。』

井沢「大丈夫、家誰もいないから。」

山内「俺も一人暮らしだから。」

『いや、というか』

山内「ゲームとかないのか。」

『いやまぁ、ありますけど...』

井沢「最近の子ってどんなゲームやるの？」

ーーー