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黒×黄 ページ34
目黒side
夏休みが終わって今日から2学期がスタート
初日の今日は始業式だけで部活もないし
早く終わりそうだからラッキーって思ってた
廊下に並んでクラスごとに体育館へ移動
クーラーが効いてる教室とは違って蒸し暑い体育館
全校生徒が揃ってるってのもあって結構暑い
周り見たらみんな制服パタパタさせてるし俺もそう
でも先生から行儀悪いからやめろって言われて
ただ耐えるしかなくなった
んで、今はいつも通り長い校長先生の話を聞かされてる
座ってるだけマシかなって思うけど
きっちり整列させられてるからなのか
隣の人との距離も近くて気分悪いかも…
周り見てたら悪化しそうだから顔を下に向ける
必死に気持ち悪いのを落ち着かせようとしてたら
俺の様子がおかしいのに気付いた担任の先生に声を掛けられた
「目黒、前向けよ……ってどうした？」
目「…っ、あ…気持ち悪いっす、」
「岩本先生呼んでくるな、そのまま待ってろ」
岩「目黒くん…岩本です、保健室行こうね
ここ出るまで頑張って歩けそう？」
まだ気持ち悪かったけどみんなに注目されるのも嫌で
ぐっと気合い入れて立ち上がって体育館を出た
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作者名：みるく
| 作成日時：2022年4月1日 1時
