君を思えば思う程【青】 (ページ24)

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大倉くんと安田くんから返事が来たのは次の日の昼だった

大倉くんからはグッドスタンプ

安田くんからは謎のカメのスタンプ

『ふっ…(笑)』

返信が可愛すぎて

講義中に思わず笑ってもうた

・

あの日から１ヶ月が過ぎた

今日は学校が午後からやから、少しゆっくり出来る

ピコン

渋 " A、今日遅い日やんな？"

わたしをちゃん付けで呼ぶ人は誰一人居なくなった

敬語がみんな嫌らしく、タメ口で話すようにもなった

" そうやで。今日も来てくれるん？"

渋 " 今日仕事入っててん。代わりに誰か行かす "

"そっか。頑張ってな "

渋 " おん。その代わり、週末楽しみにしてるわ "

そう

週末、亮ちゃんの家でみんなと会う約束をした

仕事が夕方までやから、夜になってまうけど

真「Aさ、最近火曜日ずっとお迎え来てんね」

『うん』

真「誰なの、あれ。マスクでよく見えないからさ」

『うーん、なんて言ったらええんかな』

真「彼氏だ」

『ちゃうわ！仲のええお兄さん！』

真菜には相変わらず、何も言ってない

真「なんだ。つまんないのー」

『そういう真菜やって彼氏おらんやん』

真「わたしには横山さんがいるもん」

『ゆ…横山さん絶対迷惑がるで？』

真「いいもん、わたしが好きだから！」

『なんやそれ(笑)』

危ない、

" 裕くん " て

本人に向かっての呼び名で言うとこやった