ひとつ、屋根のしたで。-２-

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side 忠義





俺はいま、Aちゃんの家の前におる





なんで知ってるんかって？


別にストーカーとかやないで？





マキさんに様子見て来てって頼まれたんよ






大倉が一番信頼出来るからやって





俺も一応Aちゃん狙ってる１人やねんけど？(









さっきからずっと目の前のインターホンとにらめっこ







押す、いや押されへん、いや押さんと ……






大「ああ！押されへん！どないしよう！？！？」





こういう時こそ村上くんいてほしいねんけど








ガチャ




『あっごめんなさ…。た、つくん…』


大「おわっ、と、久しぶりやねAちゃん」








押すか迷ってる最中にご本人さん出てきてしもた





え、まってどないしよう

なんて会話したらええんよ！？








『……とりあえず、あがって？』

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