ひとつ、屋根のしたで。 (ページ24)

今日:19 hit、昨日:16 hit、合計:14,675 hit

２４ページ24

その日の夜

前にまるちゃんに話したままをみんなに伝えた

泣き出しそうになるわたしを

隣でヒナちゃんが支えてくれて、全部伝えられた

上司が女だってことは、伝えられなかったけど

きっと話の流れからわかるよね

渋「なんとなーく気づいとったわ」

横「隠れてDVD見てるのも知ってるしな」

錦「まぁでも、ええやんな？」

安「うん。Aちゃんは悪ないし、俺Aちゃんおらんと元気出えへん」

大「これからはもっと頼ってや？」

優しい言葉もたくさんもらった

みんなと面と向かって話して

打ち明けて

いまとっても晴れやかな気分です、わたし

村「ちゃんと向き合えたやん」

『ヒナちゃん、こういうことだってちゃんと言ってくれないとわかんないよ』

村「ごめんな～」

あとは、

『あの、まるちゃん』

丸「え、あ、はいっ？」

言わなくちゃ

『これからも好きでいていいですか？とりあえずは、ひとりのファンとして』

前みたいに影で支えるんじゃなくて

わたしは彼をいちファンとして全力で支えたい

それが、みんなと向き合ったわたしの答え

『これからも、応援させて下さい』

丸「こちらこそ、よろしくお願いします！！」

まるちゃん

ありがとうね

・

渋「なんやこれ、プロポーズみたいやな」

村「言わんでええ」