【012】 ページ12
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大「彼女、前から俺にお前のことばっか聞いてくるからさー
俺、知ってることあらかた教えちゃったんだよね。
話してないのは、あれくらいしかなかったっていうか…」
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・・・え?
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大貴がにたりと笑う。
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大「今度の試合、絶対勝てよー?
そしたらきっとごほうびが
待ってるからな」
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そう言うと、ヤツはこっちの肩をポンと
叩いて行ってしまった。
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「…え?」
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オレは声に出してもう一度つぶやく。
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ごほうびってイチゴかな?
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・・・どうしよう。大貴がなんか
超いいヤツに見えてきた。←
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そのとき、グラウンドから高い
ホイッスルの音が聞こえてきた。
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我に返り、あわてて走り出す。
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グラウンドに着いたら確実にすごく
怒られるとわかっているのに。
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足も心も力がわき出してきたかのように
どうしようもなく弾んでしかたがなかった。
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作成日時:2015年10月14日 15時