けも耳クッキー�� ページ35
izw side
「...分かった。でも原因が分かってないこの状況で不明確な情報を教えるのは嫌だ。今可能性のある元気先生に来てもらってるから少し待ってくれ。」
「別に構わないよ、それくらい」
山本とこうちゃんにYouTubeライブの準備をするように指示して、水上がなにか知っていないかと電話をかける。須貝さんはパソコンでこれに関する論文や何やらを調べてくれている。
prrrrr
『はい、水上です』
「あ、ごめん。俺だよ。伊沢。悪いんだけど頭に耳が生えたり尻尾が生えたりする理由とかって知ってる？」
『伊沢さん、ボケました？んー、そういう話は聞いたことないですけど...。』
「さらっと先輩をディスるのを止めなさい。いや、そうか。ならいいんだ。ありがとう」
『いえ、お力になれずすみません。』
「悪いな、変なこと言って。じゃ、」
プツリという音がして電話が切れる。それと同時に扉が開いて元気先生が入ってきた。
「すみません、元気先生。お忙しいところ。」
「いいや！大丈夫だよ？それでどうしたの？」
「あの、これ元気先生ですよね？」
そういって自分の頭に生えたライオンの耳を指差す。須貝さんに至ってはかなり怒っているらしく、たしんたしん、と尻尾が床に打ち付けられている。
「っあ、な、なんのことかな〜〜〜？？」
「...ライオンの咬合力ってどれくらいか知ってますか？なんなら今試して頂いてm」
「待って！分かった！ごめん！ごめんなさい！ちょっとした好奇心なんですぅぅ！！」
泣きながら謝ってくる元気先生。須貝さんは今にも噛みつきそうな勢いで睨み付けているけど。まあ、そりゃそうだよな。美味しいクッキー持ってきてくれたいい人だと思ってたらこの様よ。クイズ王、不甲斐なし。
「伊沢、原因も分かったとこだしライブ始めよう。準備出来てるよ。」
「すみません、ありがとうございます。」
撮影部屋に向かうと本当に準備が出来ていたので、ライブを始める。
『はい、どうも。クイズノック編集長の伊沢です。えーまさかね、我々が実験台にされていたとは...______』
『ということです！それでは！』
そういってライブが切れたことを確認してからはぁ、とため息をつく。暫くはTVに出られないかもしれない。YouTubeと記事の収入だけでも十分だが...社員の事や、学びの楽しさを子供達に知って貰うためにも極力TVには出ていたいのだが、もし駄目なら仕方無いと思ったいたらプロデューサーから電話があり、どこも出演が可能らしい、やったあ！！！
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すがこー(プロフ) - あ、ありがとうございますう！！！！がんばります！！ (2020年9月26日 1時) (
レス) id: 632ae7c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
花陽(プロフ) - 主様の小説、とっても面白くて大好きです。続編があったら嬉しいなと勝手ながら思っております。これからも素晴らしい小説を心待ちにしております。 (2020年9月25日 23時) (レス) id: 2010614399 (このIDを非表示/違反報告)
グリバー(プロフ) - こちらこそ、本来の場所にリクエストすれば良かったと反省しております。今後もよろしくお願いします。 (2020年9月25日 0時) (レス) id: b8d56ac958 (このIDを非表示/違反報告)
りゅかるぅ - 再びのリクエストすみません。病弱彼女の続きでkwmrさんが甘える話を書いてもらうことってできますでしょうか？ (2020年9月24日 21時) (レス) id: fa51a2f630 (このIDを非表示/違反報告)
すがこー(プロフ) - グリバーさん» うわーーー！！ごめんなさい！！急いで書きます、すみません！！ (2020年9月24日 7時) (レス) id: 8d65ae783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらっと | 作成日時：2020年8月11日 23時
