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それでも、香ちゃんは及川への連絡のときそんなこと一言も言わなかった。
うちを気遣ったのかな、いやそうだろう。
そこまで思い出して、もう、なんかどうしたらいいかわかんなくなった。
確かに香ちゃんも悪いところはあったと思う。だけど………。
そんなつもりじゃなかった。そうでしょ?
岩泉「…………」
及川「………」
木原「…………」
さっき、一瞬。一粒だけ溢れた涙はひっこんでしまった。
これ、結局うちのせいじゃない?
岩泉「お前のせいじゃねぇと思うけど」
木原「え、なんで?」
岩泉「だって、自業自得じゃん」
木原「はいぃ!?」
そこまで言うことないだろう
木原「よくあることだよ!?こいつうぜーーって思って、ちょっと嫌な思いさせてやろ、なんて。うち、そういうのたくさん見てきたよ」
及川「…見てきたんだ…」
木原「女子内じゃこんなのよくあることだよ。お二人だって思うでしょ?ただ行動にうつさないだけでさ。」
岩泉「まぁ」
及川「そりゃそうだよ。人間だもん」
木原「でしょ?香ちゃんだってそうだよ、人間だよ。魔がさすことだってあるじゃん」
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DSK - 会話文ばかりで残念です。もう少し地の文をいれてみてください。そうすればもう少しマトモな夢小説になると思いますよ (2018年9月1日 11時) (レス) id: eccdae6051 (このIDを非表示/違反報告)
湊 - 渡りの名前、親治だと思います (2018年8月19日 11時) (レス) id: 1189e47748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アボカディーエンジェルランド | 作成日時:2017年9月12日 23時